今回は猛暑で枯れた場所の植え替えですが、使う苗は満を持して、小尾さんから購入したTY台木の接木レガシーです。7月に購入して6号スリットに鉢増し。ほんと立派です。
植え穴に入れて剪定。株元の枝は除去。これから3年かけて主軸作りをするので伸ばしたい主軸だけを残す。切り戻しや細かい頂部の整枝は年明けにやります。今はまだ休眠までの残り数日、根張りに力を注いでもいます。
たっぷり水をやって土を戻した後、株元をある程度踏み固めます。
そして、ここが通常栽培と大きく違うところですが、株元に黒マルチを敷きます。
普通木材チップを厚く敷いて保水することがほとんどだと思いますが、地表の水分が逃げないようにという観点で見れば黒マルチの方が有効かもしれません。確実に水分の蒸散を逃さないくらいじゃないと今年のあの猛暑は越せないのかもしれません。地下水分が逃げなければ根は水を求めて伸び、水を得たら呼吸ができる、呼吸できれば日中の光合成で生成した糖分を吸収して生長できる。と言う流れになるのでしょうか。
最後に支柱を立てて、主軸を縛ります。こうすることで、頂部で作られる根っこホルモンのオーキシンは真っ直ぐ下へ降りやすくなります。オーキシンが根を生長させ、根はサイトカイニンなどの他ホルモンを生成し地上部へ送ります。この行き来する道がまっすぐで太い道であれば、垂直縛りによるホルモンの活性化も納得がいきます。木が大きくなるまでは無駄な枝はつけず、花も咲かせず、ひたすらホルモンを効率良く上へ下へ行き来させる。シンプルに3年間それだけに集中する。そこに肥料という概念は入ってこないということになります。
そして完成がこれです。土づくりしなくて良いのはかなり時短になりますし体力もセーブできます。
今回は接木レガシーを使ってのご紹介でしたが、この他にもヌイ、ファーシング、プル、ジュエル、マグノリア、ペンダー、接木スパルタンも同じ方法で植えました。
出典:藤崎ブルーベリーファーム

