山形県産サクランボ「佐藤錦」、過去最高180万円で落札

東京・大田市場初競り

 山形県産サクランボの高級品種「佐藤錦」と大玉の新品種「やまがた紅王」の初競りが5日、県内外20か所で行われた。桐箱入りの佐藤錦500グラム(2Lサイズ・68粒)が、山形県天童市糠塚の天童青果市場で155万円、東京都大田区の大田市場で180万円とそれぞれ過去最高額で落札された。

 競りにかけられた佐藤錦は同市の農家・花輪和雄さん(76)が、専用の冷蔵庫で保管していた苗木を、秋から加温のビニールハウスで育てた「超促成栽培」のもの。粒の大きさは直径25ミリ以上で、つやがあり真っ赤に色づいている。

 天童青果市場では早朝から威勢の良い競り人の声が響いた。買い手が次々と指で価格を示し、一番高値をつけた「ジェイエイてんどうフーズ」(山形県天童市)の万年憲一・営業部副部長が競り落とすと拍手がわき起こった。桐箱入りの佐藤錦300グラム(Lサイズ・54粒)は3万円で落札された。

 万年副部長は「(今季は)天候不順で生育が悪く収穫量も減り、2Lが出るかどうかとさえいわれていたが、つやもあり、ほどよく張ったいい商品だ。今年もお客様の喜ぶものを届けていきたい」とほほ笑んだ。

 JA全農山形によると、これまでの最高落札額は、天童と大田でいずれも150万円だった。

 
 
出典:Yahooニュース