ユリが見頃です

出典:京都で定年後生活

日本原産百合
紅筋ヤマユリ、サクユリ、オウゴンオニユリ、コオニユリ、オニユリ、ヤマユリ (2019-07-20)

紅筋ヤマユリ
 
ヤマユリは日本特産の百合で、大輪の花を咲かせます。
基本種の花色は白地に黄色いスジ模様が入りますが、こちらは紅紫色の筋模様が入る変異種です。

サクユリ
 
伊豆諸島に自生する伊豆諸島に固有のユリで、ヤマユリの変種です。
伊豆諸島では源為朝を偲んでタメトモユリとも呼ばれています。
世界最大のユリです。

オウゴンオニユリ
 
長崎県の対馬のみに自生するオニユリの黄花変種です。
草丈は1m~2mほどに成長し、7~8月頃に黄色に赤褐色の斑点が入った花を下向きに多数咲かせます。

コオニユリ
 
北海道と沖縄以外の日本で育ち、国内に自生するユリの中ではもっとも広範囲で見られるユリです。
生育環境も海岸から山地までと幅広いですが、山の草原や低地の湿原によく見られます。

オニユリ
 
北海道から九州まで山で見かけるユリで、花は下を向き、花びらは反り返り、花びらには斑点があります。
コオニユリとオニユリの違いはムカゴです。オニユリにはありますが、コオニユリにはありません。

ヤマユリ
 
本州の平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物です。
7月から8月に、強い香りのある、花径20cm強の大きな花を1~10輪ほど咲かせます。
花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。