【お庭に潜む危険な1人生えの木 7選】

出典:仲根石工造園

庭に勝手に生える樹木
— 桑の木 —

”クワ”は、果実を食べられる種が多く、クワの実はもちろん、イチジクなどもその代表格!
 クワは、秋になると葉が落ちる、落葉樹といわれる種類です。
 高さは5メートルから10メートルになる高木ですが、栽培に利用されるため、目にする機会が多いのは、低くカットされたものが多いでしょう。
 温帯に分布する植物で、実もおいしく、葉は絹を取る蚕の飼育に利用され、出てきたばかりの若芽は山菜として利用され、根や葉も漢方薬にされるなど、余すことなく利用されてきました。

— 庭ウルシ —

ウルシに似た葉を持つが、樹液で「かぶれる」ことはないため、庭に植えられるウルシという意味でニワウルシと名付けられた。枝分かれが少なく壮大な樹形になるが、時には30mほどの高さに至るため、「ニワ~」とはいえども庭植えには向かない。

— ノラジュロ —

山に自生しているシュロは、トウジュロであれワジュロであれ、どこかの庭から逃げ出した(鳥が種を運んだ)ものです。このように人が故意に植えたものでないシュロのことを、ノラジュロ(野良棕櫚) と呼びます。これに対して、人が庭木などとして植えたものを カイジュロ(飼い棕櫚) と云います。

— ピラカンサ —

株は低木なのでそれほど背丈は高くなりませんが、成長が非常に早く徒長枝がよく出るので毎年管理が必要になります。枝には鋭いトゲがあるので、侵入防止用の生け垣など実用目的で用いられることもあります。
 

— クスノキ —

クスノキの葉をちぎると、ツンとする樟脳の香りがします。クスノキは独特な芳香を持つことから「臭し(くすし)木」がその語源。また、クスノキの葉や煙は防虫剤や鎮痛剤として用いられ、「薬の木」を語源とする説もあります。クスノキ材は防虫効能から家具や仏像などにも広く使われてきました。

— エノキ —

枝分かれが多く、繁茂しやすい。芽を出す力が強く、剪定に耐えるが大木であり、自然樹形を楽しむには広いスペースが必要。他の木とバランスを取るのが難しく、狭い庭でこじんまりと管理することはできない。

— モチノキ —

日本に自生する樹木であることから、育てやすいことも特徴。
葉はマテ茶の原料になり、種類が豊富で似た木がいくつもある。
秋から冬にかけてなる赤い果実は、雌木しかならない。
 

庭に植えてはいけない樹木ランキングTOP9

1位:匂いが強烈! 金木犀 (キンモクセイ)
2位:管理が大変すぎる! ノウゼンカズラ (凌霄花)
3位:キレイだけど毛虫がヤバい! サクラ (桜)
4位:ハチの巣に注意!サザンカ (山茶花)
5位:育ちにくいし掃除が大変!ツバキ (椿)
6位:害虫の温床! ヒメリンゴ (姫林檎)
7位:落葉が激しい!サルスベリ (別名:百日紅)
8位:毒性あり!ユーカリ (有加利)
9位:有毒なうえインテリア性も微妙!イヌマキ (犬槇)