ミヤマイラクサ

 

分 類
山 菜
分 布
北海道南部、本州、九州の福岡県山地
高山の沢沿いや湿った林内
採り方
葉が完全に展開する前の若い茎
茎には刺毛があるので手袋をして採る
食べ方
茹でてから、皮を剥いておひたし、和え物
汁の実など
増やし方
種、挿し芽、株分け

 
出典:日本薬学会

  • 生育が進んだ茎に着生する刺毛に触れると、痛みやかゆみを感じますが、加熱調理すると、ほとんどなくなります。この原因は、刺毛から分泌される蟻酸やヒスタミンなどといわれています。
  • 種子には休眠があって、一般には、自然の低温に遭遇した後、春になってから発芽を開始します。
  • おひたし、油炒めや和え物などに料理されます。くせのない食味のため、山形県では、とても人気のある山菜です。
  • 増殖は、実生、挿し芽、株分けの3とおりの方法があります。
  • 大量増殖には実生繁殖が適します。
  • 実生繁殖では3年、株分けや挿し木繁殖では2年の養成が必要です。
  • 定植2年目の春から収穫することができます。
  • 収穫は、伸びた若芽が20~30cm、本葉2~3枚が適期です。収穫期間は、やや遮光を強くすると葉の展開が遅くなり、充実したものを収穫することができます。

 

アイコ

アイコ種まき