オオウバユリ、大姥百合
分 類 | 山 菜 |
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分 布 | 本州の中部以北、北海道 やや湿り気のある林内、林縁 |
採り方 | 鱗茎は食用になる |
食べ方 | 鱗茎は百合根として食べる。澱粉 |
増やし方 | 種、子株 |
出典:リウカ
アイヌ各地で鱗茎(りんけい)を採集してデンプンを採取し、保存食として蓄えていました。
腹下ししたときに一番粉を水でといて飲むとよいといわれていました。
雪どけ後、赤紫色の葉脈の光沢のある大きな芽を出し、7月下旬に高さ1〜2mに成長、ラッパ状のクリーム色の花を複数つけるユリ科の多年草です。
一生に一度しか開花結実しない植物で、実をつけたら一生を終えます。種子から開花まで7年以上かかるといわれています。
開花時には葉が枯れはじめます。鱗茎(ゆり根)からだけではなく、地上部の養分をすべて種子に送るためだと思われます。風に飛ぶようにヒレがついた種子は、だ円形の果実の中に平均410個あるとされます。種子のほかに「娘鱗茎」と呼ばれる小さな鱗茎から生育することもあります。
- ウバユリ
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