分 類
山 菜
分 布
北海道、本州、四国、九州
山や丘、林道脇など明るい斜面
山や丘、林道脇など明るい斜面
採り方
伸びていない芽を摘み取る
食べ方
てんぷら、おひたし
増やし方
種、根伏せ
出典:森と水の郷あきた
— 最近、山菜として人気急上昇のコシアブラ —
若芽は、タラノメと並び人気の山菜だが、秋田ではほとんど食べなかった。しかし、最近は山菜ブームに乗ってポストタラノメ的存在になりつつある。
幹がブナのように白く、枝の先に5枚の葉を掌のようにつけているのが特徴。タラノキのようにトゲがないのも人気の秘密かもしれない。深山のブナ林帯から里近くの雑木林や林縁、林道脇などに自生している。
和名の由来は、昔、この木の樹液を漉して、槍や刀などの錆止め用の油として使われていたことによる。ノウサギは、雪の上に出ているコシアブラが大好物でよくかじることから、別名ウサギカジリとも呼ばれている。
タラノメやウドと同じウコギ科の木の芽の部分を山菜として食用にする。利用するのは若い葉芽。ただし、高木になると採取できないので、雑木林で伐採した後の株から芽吹いた若い木がターゲット。粘り気のある木でよくたわむので、簡単に引き寄せて採れる。「山菜の女王」とも呼ばれている。
- コシアブラ
- コシアブラ
- コシアブラの種