ノビル

分 類
山 菜
分 布
日本全国
日当たりの良い草地や、道ばたなどに群生
採り方
葉とともに、ネギのように伸びた茎と地下にできる鱗茎
食べ方
茎は軽く湯通ししてぬたにしたり、味噌汁の具や薬味
鱗茎は生やゆがいて酢味噌等
増やし方
種、鱗茎


出典:野田市

  • 野原や道ばた、公園の木陰など、身近な場所にごく普通に生える多年草です。地中に白くて丸いラッキョウのようなもの(鱗茎)があり、この部分が食用になります。ネギの仲間で、全草に特有のネギのにおいがあります。
  • 初夏に花茎を長く伸ばし、その先につぼみがつきます。つぼみは初め総苞と呼ばれるものに包まれていますが、この総苞はやがて破れて、薄紫色の花を咲かせます。ただ開花率は低く、つぼみの代わりにむかごがつくこともしばしばです。
  • 花が咲いてもほとんど結実しません。地中で新しい鱗茎が次々とつくられ、それで増えていきます。また、初夏に花茎の先についたむかごも、ポロっと落ちて発芽し、新しい株になります。