ハナイカダ、花筏 | |
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分 類 | 山 菜 |
分 布 | 日本全国 |
採り方 | 花がつく頃の若葉を枝の付け根から摘み取る |
食べ方 | 天ぷら、お浸し 秋の液果は甘味があり食べられる |
増やし方 | 種 |
出典:庭木図鑑
北海道南西部から九州(南西諸島含む)までの広い範囲に分布するハナイカダ科の落葉低木。自生地は山林や水辺近くの木陰で、群生することが多い。葉の表面中央にできる奇抜な花や果実に観賞価値があり庭木として使われるほか、若葉を山菜として利用する。
晩春から初夏に採取した若葉はクセのない味だが、加熱すると松茸のような香りがあり、混ぜご飯、天婦羅、御浸し、佃煮などにして食用する。中国では乾燥させた葉を煎じたものが下痢止めに使われる。