コゴミ、クサソテツ、草蘇鉄
分類 | 山菜 |
---|---|
分布 | 北海道、本州、四国、九州北部 木漏れ日が当たるような湿った場所 |
採り方 | 葉が開く前の丸まった状態のもの |
食べ方 | さっと茹でておひたし、サラダ、マヨネーズやゴマなどの和え物に あるいは生のまま天ぷら、煮物、炒め物など |
増やし方 | 胞子、株分け |
出典:京都府南丹広域振興局
— コゴミの生え方 —
コゴミは湿った場所を好み、沢筋の林や、山里の河原等に生えます。河原等に逆三角形に株立ちした黄緑色のシダが群生していたら、コゴミの可能性があります。多年生の株を作り、毎年、春に黄緑色の大きな葉を、夏に胞子葉を出します。葉は冬には枯れて無くなります。
食用にするのは春出る葉の新芽ですが、遠くから目立つ初夏の頃に群生している場所を探しておくと、翌春に利用しやすいでしょう。
— コゴミの採り方 —
コゴミは芽が15cmくらいに育った頃が取り頃で、葉がしっかり巻いているものを手で折れるところから折り取ります。小さい株からの採取は避け、大きな株も翌年のため2~3本は葉を残してください。長く利用するため、丁寧な採取を心がけましょう。栽培も可能で、東北産の促成栽培ものを市場で見かけるようになりました。