分 類
山 菜
分 布
日本全国
採り方
葉が開く前の綿が付いた状態で
地際から茎を折る
地際から茎を折る
食べ方
あく抜きをして天日で3日ほど干す
炒め煮、煮付け、白和え
クルミ和え、汁の実など
炒め煮、煮付け、白和え
クルミ和え、汁の実など
増やし方
胞子、根茎
出典:おきたま食の応援団
うまれ
ゼンマイは日本固有の山菜で、生育力旺盛な多年生シダ植物です。地下茎は分枝し、黒色長大で地下浅く張っています。地下茎の先端から綿毛を被った新芽が出てきて、その新芽を食します。ぜんまいは、険しい山奥から自然採取し、乾燥は1本1本手もみをして仕上げていることから、良質で高級料理の食材として多くの方々に食されています。
そだち
4月下旬~6月上旬にかけてが収穫時期です。水気の多いところを好みますので、渓流や水路の脇などに自生します。葉は栄養葉と胞子葉にわかれ、栄養葉をオンナゼンマイ、胞子葉をオトコゼンマイと呼びます。
おいしさ
ゼンマイはアクがとても強いので、そのまま食べるのではなく一度乾燥させてから調理するのが一般的。乾燥ゼンマイの作り方は、たっぷりのお湯を沸かし(重曹を加えることもあります)、水洗いしたゼンマイを入れ固茹でしたあと、天日干しをして手で揉んでよりをかけることを繰り返します。完全に乾燥したら完成です。
乾燥ゼンマイを水でふっくらと戻し、調理します。調理法は、「ゼンマイの煮込み」「くるみ和え」などがあり、ほかには、天ぷらや粕漬けなどの料理にも使われています。長期保存することができ、いつでも、山菜の味を楽しむことができます。