分 類
山 菜
分 布
日本全国
採り方
芽と葉
食べ方
サラダ、浅漬け、油炒め、味噌和え
酢味噌和え、味噌汁、混ぜご飯
酢味噌和え、味噌汁、混ぜご飯
増やし方
種、株分け
出典:森と水の郷あきた
日本では、ギボウシ類が30種を超えるほど多い。その中でも、山菜としてよく利用されるのは、山地に多い大型のオオバキボウシと湿地に多いコバキボウシである。一般にウルイと呼び、初夏の山菜として人気が高い。
7月頃になると薄紫色の美しい花を咲かせる。食べるのは若葉の丸まったものや葉柄で、葉柄だけは大きくなっても食べられる。地上に芽を出した若芽は、毒草のコバイケイソウと似ているので注意。
ウルイの名は、春先の若葉が丸まって立つように生え、葉の色がウリ類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化したと言われている。
オオバギボウシは・・・日本の伝統的な木造の橋には欄干がある。欄干の柱にネギ坊主の形をした飾りがついている。これを「擬宝珠(ぎぼうしゅ)」という。葉がほかの仲間の葉より大きいので「オオバ」・・・合わせて「オオバギボウシ」。
葉の開かない丸まっているものが旬、その茎の部分をナイフで切り取る。若い葉でも苦味が強いので、葉の部分は手でちぎり、茎の部分だけ採取する。