分 類
山野草
分 布
日本全国、山や林縁
採り方
花
食べ方
酢の物、塩漬け、お茶
増やし方
種、株分け
出典:みんなの趣味の園芸
シュンランは、北海道から九州に広く分布し、日本を代表する野生ランです。シンビジウムの仲間で、主に里山や人里に近い山地の雑木林などに自生し、古くより季節の花や祝いの花として親しまれてきました。
種類(原種、品種、仲間)
- カンラン
- スルガラン
- コラン
- ヘツカラン
- ナギラン
- アキザキナギラン
栽培環境・日当たり・置き場
一年中、半日陰になる場所を好みます。棚下や30~50%の遮光下がよく、夏は葉焼けを防ぐために75%の遮光をするとよいでしょう。冬は、極端な凍結を嫌うので、鉢植えは棚下や無加温ハウスの日陰などに置いて花芽を保護します。
庭植えの場合は、半日陰の木の下を好みます。自然に落ち葉がかかる場所などが最適です。
ふやし方
株分け:植え替えの際に、大きな株になったものは株分けをします。バルブが2~3個ついた状態で、必ず新しい芽をつけて分けます。バルブの間をナイフやハサミで切断しますが、切り口から病気が侵入しないように注意します(シュンランの株分け)。
タネまき:フラスコなど特殊な設備が必要なので、一般的ではありません。
