三戸町で特産の「ガマズミ」の収穫最盛期

 

1.jpg 三戸地方特産の真っ赤な果実「ガマズミ」の収穫が、最盛期を迎えている。
 
 ガマズミはスイカズラ科の落葉低木。もともとは山野に自生する植物で、木の高さは2メートルほど。三戸地方では「ゾミ」「ゾノミ」「ジョノミ」などという方言で呼ばれることが多い。
 ビタミンC、ポリフェノールなどを豊富に含む実は、抗酸化作用が強く、健康食品として注目を集める。かつては、マタギが疲労回復の秘薬として口にしていた―とも言われている。
 三戸町梅内沼尻新田の小野寺昭夫さん(67)の畑では、先月27日に収穫を始めた。手とはさみによる地道な取り入れ作業は、今月中旬ごろまで続く見通しだ。
 今年は日照に恵まれたこともあり、「出来はまずまず」と話す小野寺さん。収穫した実はジュースやキャンデー、サプリメントなどの加工品にして販売する。
【写真説明】
三戸町の小野寺昭夫さんの畑で行われているガマズミの収穫作業

 

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