シドケ モミジガサ

 

 岩手県をはじめ、東北ではたいへん人気のある山菜のひとつです。  山奥の沢沿いの斜面にあり、湿っている半日陰を好みブナ林のなかに多くみられます。
 開いた葉の形が モミジの葉に似ていて穂先の葉は傘のようにたれていることから、植物名のモミジガサという名前の語源は そのような姿からついたと思われます。 

 
 こちら岩手ではシドケと呼びます。 葉や茎にツヤがあり、独特な香りがして茎の色が緑系茶・褐色系とその中間色系と、大まかに3種類ほどありますが、味のちがいはないようです。  
 香りが強く、きどみ味(ほどよい渋み、苦味)で、歯ごたえもよく美味として絶大な人気があります。 はじめて食べた方でも、その独特な香りと味が忘れられずまた食べたくなる人が多く大変美味な山菜です。

山菜のなかでも最高級品ですが、天然物は年々減少傾向のようです。
種から発芽して採取できる大きさになるまで4年程かかりますから翌年のために小さいものは残すようにしています。

お届けするシドケは、春に20cmくらいの若芽です ぜひご賞味してみてください。非常に美味です。
味覚オンチとならない様に、できれば10歳前後の子供のうちに山菜を食べると、いろんな料理の本物の味がわかるようになるかと思います。

 食べ方
 ゆでて水にさらし おひたし、あえもの、酢のもの、生のまま天ぷら、油いため、汁の実、野菜とミックス漬け、麹漬け、などです、・・・・・が! なんといっても 味塩をふりかけたおひたしが香りと歯ごたえとキドミ味(言葉で表現できないほど、程よい味の苦味)があり最高に美味です。 また マヨネーズをかけてしょうゆをたらして食べても美味しい

 効能
 貧血予防(鉄分がホウレン草の約4~5倍)、ビタミンC・カロチンが多い。
気管支喘息、視力低下予防、ガン抑制。   私の憶測ですが抗菌作用や、山菜特有の香りがストレスを和らげ 癒し効果があるように思います。
【参照先不明】

 

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