桜の実生苗と作り方

 

 実生苗の作り方(結実する種類であればどの桜でも共通)

 桜は、5月から6月頃にかけて、サクランボをつけます。できるだけ熟した実(赤黒くなります)を持ち帰ります。大きい方が良いでしょう。熟しすぎて下に落ちている実で十分だと思います。なるべく傷の無いものが良いでしょう。食べても美味しいですよ。木によって味がちがいます。

 持ち帰った実を果肉の部分と種の部分に分け、種のみを使います。洗面器等に水を張り、その中で作業をすると容易に剥けます。果肉と浮いてくる種は捨ててください。沈んだ種だけを使います。

 種は冷蔵庫で保存するとか書いてある本などもありますが、私の場合は、めんどくさいので取り出した種は即蒔きます。それで、9割以上の確率で発芽します。(毎年やってますから)

 土は鹿沼土か赤玉土のような水持ちの良い土が最適だと思います。私の場合はプランターに入れた鹿沼土に2cm間隔位に蒔いて、盛り土は1~1.5cm位します。そして、屋外の日陰(高温を嫌うそうです)で放置して、春を待ちます。気の長い話ですが、これで確実に発芽するでしょう。

 ただ守って欲しいことが一つだけあります。絶対に土を乾燥させないように、しっかり水をかけて下さい。
 来年の桜が咲く頃に発芽します。興味があったら一度試してみて下さい。成功を祈ります。

【参照先不明】

 

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