山菜採り(10)シオデ

 

 今日は地元の山を離れ、少しばかり遠征。
去年、単独行動の最中に発見したシオデの群生地へ、亀将軍を案内する形で行ってきた。ただし車での進入が難しい場所なので、バイク2台での行動となる。

 一年ぶりに来てみると、あるわあるわ…まさにシオデのサンクチュアリ。
ここはクヌギ林なのだが、相性がいいのか因果関係があるのか、群生しないはずのシオデが、密生こそしないがそこかしこに点在し、休む間もなく次々に採取できた。
どうもクヌギ林は、シオデ採りにおける一つのキーワードであるように思える。
「サンクチュアリ」での採取のあとは、周辺の林縁を探索。
こちらもまずまずの収穫だったが、まだ一週間ほど早い印象だった。
去年あった場所に見当たらない場合は、おそらく出始めで丈が低いために見つからないのだろう。
いずれにせよ、ここは間違いなく地元の山よりシオデが濃い。
 これだけ生えてても、相変わらず誰も採らない。
春のタラの芽やウドには敏感でも、一見ただの雑草にしか見えないシオデには鈍感なのだろう。
それに加えて、その地方で好まれる山菜が異なるという「地域差」ももちろんある。
地方によっては「山菜の女王」とまで呼ばれているにもかかわらず…である。

 亀将軍はフキとワラビ(写真右)も抜け目なく採取。
シオデはお互いに食べきれない量なので、ガサガサ隊員に配給した。
2009年6月14日 (日)

参照:ガサの花道

 

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