奥飛騨山之村の「寒干し大根」ってなに?

出典:Bagle Campany
 

 

いつか見に行きたいなぁ。
寒干し大根を作る風景。

 厳しい自然と手間暇かけて作る「寒干し大根」。

寒干し大根を作るのには、「凍み、太陽の光、風」の3つが不可欠。
夜間にはマイナス20度まで気温が下がります。
軒下に並べられた大根は凍ります。

そして、昼間。
太陽の光が差すと、それが溶け、風に晒されて乾燥します。
何度も凍る→溶けるを繰り返す。

それを1か月もたつと、大根はだんだんと飴色になり甘味が凝縮します。前回のブログに書きましたが、大根そのものの味からこだわって作っています。

大根は秋に収穫した後、雪が降るまで土の中に埋めて貯蔵し、土の中から掘り出します。

 土を洗った大根は皮をむき、輪切りにした後、
30分ほど茹でます。

全て外気温マイナスの厳しい環境の中、手作業で行っています。

 茹で終えた大根を串に通し、軒先に干します。
この景色が圧巻。
いつか絶対見ないと。
日本のカレンダーに載っている風景ですよね。

山之村の-20℃にもなる厳しい寒さの中干すことで、
徐々に小さく縮んでいきます。
30日間ほど寒気に晒した後は、屋内で干して、
完全に乾燥させます。

寒干し大根の完成までには、手間暇がかかります。
手間暇かけて1年に1回しか作れないからこそ、ありがたく感謝していただかないと。
山之村の厳しい寒さを始めとする自然の力と、
生産に携わる人々の手間暇のかかった手仕事がかかせません。

奥飛騨山之村でしか作れない味を、是非味わってみてくださいね!
寒干し大根は、保存食なのであると便利。

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