アイコの種子

 

img_0952.jpg種子での増殖方法

種子はたくさん採取できますので、一度にたくさん増やせます。
収穫までに3~4年かかります。

(1)アイコは9月くらいから穂が伸びはじめ、上部のスッと伸びた穂に雌花、その下の
枝別れした穂に雄花が咲きます。

アイコの花の付き方

(2)当然ですが種子は、上部の穂に付きます。(一見雄花が種子に見えますが)
1本の穂からたくさんの種子が採取できます。

アイコの種子

(3)種子はすこし平らな卵型で1mmくらいの大きさです。最初は緑色をしていますが、だんだん茶色になり完熟すると落下してしまいます。

(4)10月に種子は穂の根元から順次完熟していきますので、茶色になった種子 だけを採取しましょう。
(すこし茶色になっただけでも、発芽能力はあるようです。)

(5)アイコの種子は乾燥すると発芽しなくなりますので、採取後すぐに育苗箱に 播くか、低温処理を行って下さい。
(アイコの場合、休眠が解けると低温でも芽が出始めますので低温処理の期間は、1ヶ月程度として下さい。)

(6)種子は深さ10cm以上の育苗箱に、2×2cm間隔で5mmくらいの深さに播いて、日陰に置いておきます。

(7)4月には発芽し、双葉が出てきます。その後、本葉が出てきて双葉の3~4倍の大きさに成長したら9cmポットに根を切らないように注意して植え替えます。

そろそろ植替え

(8)アイコの葉は互生(互い違いに生える)しますが、苗が幼い時期は対生(ツイに生える)です。種子を間違えたのかと心配することはありません。

(9)ポット苗は6月頃には定植できるようになります。 畑に移植する場合は、完熟堆肥をたっぷり入れて耕運しておき、30×30cmくらいの間隔で植え付けます。

(10)プランター等に植える場合は、大きめのものを使って下さい。土は保水力があって水はけの良いもので5分の1程度の完熟堆肥を混ぜたものを使います。

【参照先不明】

 

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