実生の柿は新品種か?柿ならぬ「ガキ(餓鬼)」と命名

 

 もうひとつ柿の話題を。家で食べる柿は直接、木からもぎ取ることが多いので、食べる場所も中庭です。綺麗に切り分けるなんてことはしません。丸かじりが一番自然をかみしめることが出来ます。

食べ終わったヘタや種は、中庭に放ってしまいます。なかなか、芽を出す物ではないのですが、幾つも投げていると、やがて大きく育ったのです。不思議なことに、古い木が寿命を迎えて枯れたころに実を付けるのですから因果なものです。

実生の柿は品種が混ざって、独特の形質の柿が生まれます。いわば、新品種というところでしょうか。ただし、甘いか、渋いかは食べてみないと分かりません。

どうでしょう。味は予測できますてしょうか?今までの柿の種類から考えると、甘柿は先がとがった形状の筆のような形をしている品種で、扁平のものは渋柿です。この柿は、とても大きく、少々扁平強いるので、見た目からは渋柿の感じなんです。それに、傷がついているでしょ。これはこの実だけではなくて、表面がボコボコしているんです。ちょっとやんちゃなイメージをさせる柿なので「餓鬼」という名前にすることにしました。こんな柿は他に見ませんから。

食べてみると、甘さが抜群でした。食べ応えもあり、とても良い品種が生まれたようです。まだまだ木が小さいので、また来年に期待しつつ、思ってみなかった良いできに感動です。

自然で起こる品種改良なんですが、変化していくのは生き物の基本かな。

丸かじりしていますが、果物を切るときはなによりセラミック包丁がおすすめです。鉄の金気の味が食材に移らないとか、切れ味が長く維持するとか、要するにそこそこの値段なのに匂いが移らず、皮が綺麗に剥きやすい包丁です。すこし大きめのモデルが使いやすいでしょう。
【参照先不明】

 

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