山菜に3種類の表示導入 天然と栽培、自然栽培に

 林野庁は3日、山菜の消費拡大策の一環として、山菜の生産履歴を「天然もの」と「栽培もの」、天然ものを裏山などに植え直して育てる「自然栽培もの」の3種類とするよう業界団体などに求める方針を決めた。本年度中にも要請する。  山菜は、日本農林規格(JAS)法に基づき名称と原産地が表示されているが、消費者から「天然か人工栽培かの履歴を知りたい」との声があったほか、生産者からも、天然ものの価値を表示の工夫で高めたいとの要望があった。  3種類のうち「栽培」は、農家の畑やビニールハウスで育てた山菜。「自然栽培」は、自生していた山菜を裏山などで自然に育てる方法を指す。最近は、生産者の高齢化で、自然栽培が増えているという。
2004/12/03 10:45 【共同通信】

 

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