【家庭菜園】無農薬有機栽培の勧め

 

 最近特に「地球に優しい」という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。同じ野菜を育てるならばこの実践に結びつく家庭菜園に取り組んでみましょう。農薬の使用を極力抑えた、形は悪くてもおいしく安心して食べられる野菜を育ててみたいものです。その基本は農薬の使用を極力避け、化学肥料を使わず有機肥料を利用し、なおかつエコロジー的な知恵を最大限活用してつくることにあります。
農薬を減らすには病虫害が発生しにくい環境を整えることですが、これにも様々な先人の知恵が生かされています。

14.jpgある種の植物同士を組み合わせていっしょに植えつけると病気にかかりにくい、虫が付きにくい等のその植物にとって有効で相性のよい植物をコンパニオンプランツと呼んでいます。

この組み合わせを利用するのも軽減に役立つでしょう。

<例えば>
・ニンニク、ラッキョウ、タマネギとナス、トマト・・・青枯れ病、立ち枯れ病の予防
・ミント、セージ、タイム、ローズマリー・・・青虫類の忌避
・ミント類・・・アブラムシ
・マリーゴールド・・・ピーマンのオンシツコナジラミ、線虫
・彼岸花・・・モグラ、ネズミ、害虫

<その他>
・木酢液の利用
・すり下ろしニンニク水で葉ダニ対策
・牛乳の霧吹きでアブラムシ退治
・食用酢50倍液霧吹きによるウドンコ病対策
・ビールでナメクジを誘引捕殺
などの軽減手法もあります。

化学肥料で作られた野菜は本来のうまみがないうえに、その成分が次第に土壌に蓄積されて生育が衰えます。

それに対して有機肥料は土壌中の微量要素、有効細菌を増やし健全なうまみのある野菜を育ててくれます。

有機肥料の主なものは窒素肥料の油粕、漁粕、燐酸肥料の鶏糞、骨粉、カリ肥料の草木灰がありますが、これらを元肥、追肥として十分与え、環境保全サイクルに優しく貢献しながらおいしい野菜の収穫を楽しみましょう。
【参照先不明】

 

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