タラの木の剪定

出典:庭革命
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天ぷらやおひたしとして食べられる、ほのかな苦みが特徴のタラの芽。山菜の王と呼ばれ、春の季節を告げる食材です。山で採れる山菜ですが、自宅でも栽培することができます。

タラの芽は、タラの木の新芽のことを指します。剪定も、新芽であるタラの芽を収穫することが中心となります。

タラの木の剪定時期

タラの木の剪定に適した時期は4月です。

4月の春はタラの芽の収穫時期にあたり、剪定で新芽を摘むことが収穫になります。

収穫の際は、枝を剪定して翌年また収穫できるように整理をしましょう。ほとんどの植物は成長がゆっくりになる休眠期が剪定時期ですが、タラの木の剪定は収穫期が剪定時期と覚えておきましょう。

タラの木の剪定方法

タラの木の剪定の基本は、切り戻し剪定です。切り戻しをして枝を増やすことで、より多くの芽を生やします。

タラの木を丈夫に育てるには、剪定が必要です。剪定を行うことにより、樹木全体に養分が行き渡り健康な株に成長します。

また、鉢植えでの栽培など小さく育てたいなら、こまめに剪定をしてコンパクトに保ちましょう。

タラの木は、植え付けてから1年目で20~60センチほどに成長します。樹齢1年目のタラの木は、芽になる部分を4~5つ残して高さ20センチほどに切り戻しましょう。

3年目以降は、その年に伸びた枝1本につき1~2目を残して、古い枝は根元から切り落としましょう。

また、地植えではなく鉢植えで育てる場合は、木全体を小さくしたいですよね。その場合にも切り戻しをしますが、強剪定をしてしまうとダメージが大きいです。

成長しすぎる前に、毎年こまめに剪定をして樹形をコントロールしてください。

大きくなりすぎた枝は付け根から切り落とす

タラの芽は、新しく生えてきた新芽のことです。タラの木を庭木として植えているなら、収穫せずそのまま育ててもよいでしょう。

しかし、タラの芽を収穫したいなら成長しすぎた枝は根元から切り落とします。タラの芽を収穫するのが目的の場合、新芽が生えてこない伸びすぎた枝は不要です。

また、小さく育てたい場合も剪定で樹高をコンパクトに保ちましょう。伸びすぎた枝を切る際は、切り過ぎないように適度に新芽を残しておくようにしてください。

タラの木の剪定のまとめ

タラの木の剪定時期や方法、育て方について解説しました。

タラの木の剪定はや手入れは難しくはなく、初心者でも挑戦しやすいですね。しかし、害虫被害や病気にかかりやすいため、注意深く観察するようにしてください。

剪定をすることで蒸れを防ぎ、害虫や病気の被害の予防になります。正しく剪定をして、美味しいタラの芽をたくさん収穫してくださいね。