Daily Archives for 月曜日, 3月 2024

あのタケノコ王とコラボ!

出典:大五グルメセレクション

 

「タケノコ王」の直売所25年で閉店

 明るいキャラクターでテレビに多数出演し人気者となったタケノコ王(本名:風岡 直宏さん)

 タケノコ王がタケノコ農家をやっていこうと決意した理由は、衰退していくタケノコ事業を復活させてやろうという強い想いからです。

 タケノコ王は静岡県富士宮市でタケノコ農家として、タケノコを自ら栽培し、自らが運営する風岡たけのこ園で販売しています。

 お店にはその日の収穫したタケノコ(タケノコ収穫時のみ)やタケノコ王自らプロヂュースした加工品はもちろん、様々な地域の農産物が並んでいます。

 ミシュランの星付き料理店からも注文がたくさんある、タケノコ王のたけのこ。

 タケノコ王がプロデュースした【タケノコ王ラー油】【タケノコ王ラー油かつお味】【タケノコ王青唐がらし味噌】は、タケノコ王の熱い思いがこもった逸品!一度食べたらやめられないご飯のおともです。

 しかし、美味しいタケノコが簡単に育つわけではありません。

 タケノコ栽培、製品化するためには多くの労力が必要になります。竹林をしっかりと管理し、手間をかけなければ良いタケノコは出来ません。

 年間で肥料6回、竹の伐採(選別、間引き)、草刈が3~4回と良い竹林を維持、美味しいタケノコを生産するためには大変な労力を必要とします。年間300日、20年間竹林に入り続けて、竹林を徹底管理しているからこそ、美味しいタケノコ、タケノコ商品が出来るのです。

 日本全国で問題となっている、放置竹林は、元々はタケノコ栽培のためなどに植えられた竹林が管理されなくなり、放置されてしまったものです。

 加えて、竹は生活に欠かせない大切な資源でしたが、食べる機会が減り、山や畑を手入れする人の減少やプラスチック製品の増加により竹製品の利用機会が減ってきているのが原因です。

 竹はSDGsの優等生であり、タケノコを食べることでエコでサスティナブルな活動につながります。タケノコ王がタケノコ農家としてタケノコを提供する背景には、放置竹林削減の役に立ち、皆さまに喜んでいただける商品に生まれ変わらせたい!この商品をこの先ずっと提供し続けたい!というタケノコ王の想いが詰まっているのです。

 直売所「風岡たけのこ園」(富士宮市長貫)が、2025年春のシーズンを最後に閉店する。01年から22年間、タケノコに命を懸けてきた男が「引退するのをきっかけに、政府や国民に農家の実情を知ってもらいたい」と“魂の声”を口にした。

ご飯のおとも3種6点セット