Monthly Archives for 2023年 3月

山菜の女王 コシアブラ

出典:自然の恵み いただきます!

春の山菜シーズンが一段落した頃、時期を迎える山菜があります。

コシアブラです。

毎年5月も半ばを過ぎると、冬期は閉鎖されている道路の開通情報や、山の残雪の様子などを確認しながら、コシアブラを採りに行く日を決めています。

今年は5月28日に初めて行ったのですが、まだ残雪が多く、ほとんどの木々が芽を出していない状況でしたので、改めて10日後の6月7日に行ってきました。

コシアブラはタラノキと同様、ウコギ科の木で、高さは5mから10mくらい、またはそれ以上にもなります。

「山菜の女王」とも言われ、春に出る新芽を天ぷらやおひたしで食べるのが一般的です。

若干苦味がありますが、アクが少なくて、非常に食べやすく美味しい山菜です。

「山菜の王様」と呼ばれているタラの芽はスーパーなどでも売られていますが、コシアブラはあまり見かけることはなく、たまに道の駅や直売所などで、限られた時期に見かけるくらいなので、とても貴重な山菜です。
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タラの木の剪定

出典:庭革命
無料お見積り依頼:庭革命

天ぷらやおひたしとして食べられる、ほのかな苦みが特徴のタラの芽。山菜の王と呼ばれ、春の季節を告げる食材です。山で採れる山菜ですが、自宅でも栽培することができます。

タラの芽は、タラの木の新芽のことを指します。剪定も、新芽であるタラの芽を収穫することが中心となります。

タラの木の剪定時期

タラの木の剪定に適した時期は4月です。

4月の春はタラの芽の収穫時期にあたり、剪定で新芽を摘むことが収穫になります。

収穫の際は、枝を剪定して翌年また収穫できるように整理をしましょう。ほとんどの植物は成長がゆっくりになる休眠期が剪定時期ですが、タラの木の剪定は収穫期が剪定時期と覚えておきましょう。

タラの木の剪定方法

タラの木の剪定の基本は、切り戻し剪定です。切り戻しをして枝を増やすことで、より多くの芽を生やします。

タラの木を丈夫に育てるには、剪定が必要です。剪定を行うことにより、樹木全体に養分が行き渡り健康な株に成長します。

また、鉢植えでの栽培など小さく育てたいなら、こまめに剪定をしてコンパクトに保ちましょう。

タラの木は、植え付けてから1年目で20~60センチほどに成長します。樹齢1年目のタラの木は、芽になる部分を4~5つ残して高さ20センチほどに切り戻しましょう。

3年目以降は、その年に伸びた枝1本につき1~2目を残して、古い枝は根元から切り落としましょう。

また、地植えではなく鉢植えで育てる場合は、木全体を小さくしたいですよね。その場合にも切り戻しをしますが、強剪定をしてしまうとダメージが大きいです。

成長しすぎる前に、毎年こまめに剪定をして樹形をコントロールしてください。

大きくなりすぎた枝は付け根から切り落とす

タラの芽は、新しく生えてきた新芽のことです。タラの木を庭木として植えているなら、収穫せずそのまま育ててもよいでしょう。

しかし、タラの芽を収穫したいなら成長しすぎた枝は根元から切り落とします。タラの芽を収穫するのが目的の場合、新芽が生えてこない伸びすぎた枝は不要です。

また、小さく育てたい場合も剪定で樹高をコンパクトに保ちましょう。伸びすぎた枝を切る際は、切り過ぎないように適度に新芽を残しておくようにしてください。

タラの木の剪定のまとめ

タラの木の剪定時期や方法、育て方について解説しました。

タラの木の剪定はや手入れは難しくはなく、初心者でも挑戦しやすいですね。しかし、害虫被害や病気にかかりやすいため、注意深く観察するようにしてください。

剪定をすることで蒸れを防ぎ、害虫や病気の被害の予防になります。正しく剪定をして、美味しいタラの芽をたくさん収穫してくださいね。

 

遠園地

雪国の山菜がおいしい理由

出典:雪と旅

 長い長い冬を越えて、このときを待ってましたとばかりに一斉に芽吹くいのち。その予感だけで、こころもからだもそわそわワクワク。そんな季節がやってきました。そう、山菜の季節です。

ふきのとうにこごみ、たらの芽、木の芽、わらびにぜんまい。とびっきりおいしい雪国の春です。この時期になると雪国の人は山菜はホントにおいしいなあ、などと舌鼓を打ちまくるわけですが、はて、雪国の山菜がおいしいのはなぜだろう?

そもそも山菜って何ですか?

山菜の定義には諸説あって、野菜との区別も曖昧です。十日町地域でいうと松之山、松代あたりにいくと山菜のことを野菜とよんでいるところもありますしね。私の考えでは、日本に自生する食用に適した植物は根菜も含めて山菜と呼ぶのがいいと思っています。

山菜はもともとは雪国の保存食でした。中でもぜんまいは貴重品で、昔はかなり危険な斜面に採りにいって、干しあげるまでも手間がかかったため、山菜の中では数少ない換金作物でもありました。

木の芽は三つ葉と五つ葉があるってホントですか?

本当です。当地で採れるのは三つ葉アケビです。三つ葉アケビの芽を食べる習慣があるのは、主に新潟県、中でも雪の多い地域だと言われています。

山菜はからだにいいってホントですか?

昔から「春の苦みを盛れ」といわれるように、山菜は冬の寒さで眠っているからだを目覚めさせるのに有効だと昔からいわれていますが、残念ながら明確な根拠はありません。

ただし、山菜にはポリフェノールが多く含まれ、活性酸素を除去するのには効果があります。身体が錆び付くのを防ぐという、いわゆる“アンチエイジング”です。

他には、ウワバミ草やモミジガサなどは、抗変異原性、つまりガンになるのを防ぐチカラが強いことが確認されています。

雪国の山菜はなぜおいしいんでしょう?

実際、雪国の山菜は他と比べてアクが少なくておいしいですね。雪が多いからアクが少ないと昔から言われていたんですが、でもこれも実は科学的な根拠はないのです。

アクの濃い薄いは何で決まるかというと、病気に強いとか、虫に強くなるためにそういうものを身につけているという可能性があるんですね。そうするとアクの濃い山菜というのは、虫とか病気とかいっぱいいる環境で生き延びてきたものだけが残った結果ともいえます。それに比べてアクの薄いものしかないようなところは、気候のせいであんまり虫がいない環境で育ったためにあんまりアクがなくても生きていられたんだろう。そんな予測はできますが、これもあくまでも仮説でしかありません。

もうひとついうと、雪のない地域では気温が上がれば一斉に芽が出てきてしまうので旬の期間が短いですが、それにくらべると雪が多い地域は、雪解けが徐々に進みます。沢すじでは雪が残りますし、南斜面は早く雪消えします。そういう風に雪を追っかけながら山菜採りをするということで、雪のない地域に比べれば非常に長期間山菜採りができると。

いい時期の山菜を食べたらどこのものもおいしいのですが、雪国はいい時期が長いから、おいしく食べる機会が多い、ともいえますね。

 

おきな屋

おきな屋 三陸わかめ

ワラビの栽培

出典:宮採園

— ワラビについて —

岩手の実家の畑に雑草として生えていたものを移植しました。 実家は花や庭木の栽培・販売を行っており、山から取ってきて畑に植えた庭木にたまたまワラビの根がついており、それが繁殖したものと思われます。
岩手では、野菜がふんだんにあるため、わざわざ手間隙をかけてワラビ取り等は行わず、食べた事もありませんが、福島の親戚の方は竹の子やワラビ等の山菜狩をさかんに行っており、その関係から食べるのが好きになり、山に取りに行くようになり、ついには栽培して見たいと思うようになりました。
小さな栽培するわけですから、山にリックサックを背負って収穫してくるように採れるわけではありませんが、時々食べる分には十分な収穫が可能です。
又、山へ採りに行くのと異なり、時々葉が開いたものをまとめて刈り取ると数日で沢山生えて来ますので、春先だけでなく収穫する事が可能です。

— 栽培場所 —

日当たりの良い場所でも育ちますが、食用にするには木の下や草の間の半日陰の方が適地です。 半日陰の方が食用とする茎の部分が良く伸びます。
宮菜園では葡萄棚の下や果樹の木の下に植えています。

— 利用時期 —

4月~8月頃まで次々に新しい茎が芽を出し伸びてきますので、葉が開く前に根元から茎を折って採取します。
ただし伸びてきたものを全部取り尽くすのではなく、数本に1本は残すようにします。
2,3週間すると取り残したものがジャングルみたいに繁ってきますので、時々古いものを間引くか、雨上がり等に全部刈り取ってしまいます。
そうすると又新しい芽が一斉に出て来ます。

— 繁 殖 —

小さな芽がついている根を植えます。一度植えると地中の根が年に数mも伸び菜園がワラビさんだらけになる勢いです。 
野菜の領域ににまで進出したワラビさんは残さないで刈り取り食用にするか堆肥代わりに畑に敷いておきます。

— 料 理 —

会津根曲竹の竹の子やニシンと一緒に煮る会津料理は最高ですが、何時もそんな手間をかけていられない為、通常はおひたしにします。
2,3分ゆでてから、バーベキュー等の時取っておいた灰を少し入れ半日程度あく抜きをすると苦味が抜けます。

 

山菜シーズン

山菜取りに行ってきました!

出典:弘前市相馬地区(旧相馬村)

相馬地区(旧相馬村)は青森県弘前市の西に位置する、豊かな自然と食材に囲まれた場所。

夏はねぷたに秋のお山参詣、冬はろうそくまつりと歴史的なお祭りで賑わう。

りんごを中心とした農業が盛んで、甘くて美味しい「飛馬りんご」は相馬の恵まれた気候ならではの特産物。

紅く熟したりんご畑に稲穂の揺れる田園風景、そして目の前に広がる岩木山は相馬の誇り。

理想の「田舎風景」から車を走らせれば、都市化の進む弘前の市街地。

「田舎」と「都市」双方の生活を堪能することができる、それが相馬地区です。

10連休はどのようにお過ごしになられましたか?

連休中は満開だった弘前市内の桜も今ではすっかり葉桜になり、

私たちが暮らす相馬地区ではうすピンク色をしたりんごの花が咲き始めました。

そんな春真っ盛りの相馬から、今の時期しか味わえない「山菜採り」の様子をお伝えします!

山うどにワラビ、タラの芽にゼンマイ、コゴミにアスパラまで!!

春の相馬はまさに、”山菜の宝庫”でした!!

私が山菜採りに行ったのは、5/8(水)の午後。
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タラノキ 根挿しの発芽実験

出典:南アルプス36

 みんな大好き!山菜の王様・タラの芽。
春の訪れと共に山で収穫した大量のタラの芽の天ぷらを腹一杯食べてみたいと夢想してみるものの、あったとしても手が届かないくらいに成長している…。
どうやら夢の実現のためには、自分で栽培するしかなさそう(買うのは負けた気がするしね笑)。根を使って増やすのが最も効率が良いらしいのだが、どのような根が良いのか分からなかったので発芽実験をしてみた。

タラノキの生態

 日本の北海道・本州・四国・九州・沖縄のほか、朝鮮半島、中国、千島列島、サハリンの東アジア地域に分布する。平地から標高1500メートル以上までの原野、河岸、森林、林道脇など日当たりの良い山野に自生する。いわゆるパイオニア的な樹木であり、たとえば伐採跡地に素早く出現し、大小の集団を作って群生する。

根を掘り出す

最も大きく育った5-6mくらいある木の根を切り出した。
 
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そのへんの雑草でウマかったものベスト8

出典:Rocket news24

そこらへんを30分ほどウロウロしてゲットしたのは以下の10種。

タンポポ、ミョウガ、ツワブキ、ヨモギ、ノブキ、ヒメジョオン、イカリソウ、ユキノシタ、ドクダミ、三つ葉

食べてみた

さっそく屋外で調理する。野草と言えばやはり天ぷらだろう。電源がとれるなら電気フライヤーがオススメ。さらに油の処理のことを考えてフィリップスのノンフライヤー先生で天ぷらを作ることにした。調理時間は予熱140度にで5~10分程度だ。さて、実食の結果、ウマかったものベスト8は以下の通り!(ミョウガとミツバを除く)

1位:ヨモギ オススメ度:☆☆☆☆☆

ダントツ! ダントツにウマい!! 春先が旬だと言われているが、夏場でも若芽ならイケる。爽やかな独特の香りと、苦さが好(ハオ)。菜の花やサンマの肝など苦いものが好きな私には最強の雑草だ。団子にしてもウマい。冷え性に効くという説もあり、マジで家で栽培したいレベルである。

ただ、その独特の香りを「エグみがヤバイ(涙)」と話す人も。クセがあるので好みが分かれそう。苦いのが好きではない人には、2位のユキノシタをオススメしたい。
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