Monthly Archives for 2009年 7月

アケビ、と桐の挿し木その後、そしてサルナシ。

 

img_9908.jpg 今日は裏山の道路沿いからアケビの苗3本いただいてきました。ご心配なくこの辺はアケビ苗の大群生地です。実の生っているのは少ないのですが苗だけは沢山ありますので採り放題です。うちの園地にもかわいい苗が自然発生しています。早く自分で植えたアケビの実を食べたい。最近この辺でカモシカを見ました。桐の挿し木に芽が。
img_9906.jpg その他、マタタビ、ヤマブドウ、サワグルミ、ツルウメモドキ、タラノキ、コシアブラの挿し木が気になります。 春に挿したリンゴ(フジ)も葉が出てきたんですが根が生えたんでしょうか。リンゴは挿し木が出来ないと言われているのですがまだ信じられません。その奥はナシの挿し木に芽が出ています。img_9905.jpg なぜか斜めに挿すといいようですね。
 
 
 

 

サンカクヅル サルナシ ヤマブドウ系

サンカクヅル

 

 

 楽しみにしていたサンカクヅルの実が色づき始めました
もうブドウ色になった実もたくさん  v(^^*)
6月にマスカット色の小さな実を教えていただいて何度も見に来たサンカクヅル
今日は 味見もしましたよ(^O^)/ 
まだ甘さはイマイチだったけど、すっぱくないし山のブドウの味でした
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コシアブラ移植

 

 私有地の山林からコシアブラの移植です。運悪く明日は最高気温が29℃の様ですがたっぷり水をやりうまく乗り切って欲しいと思います。
 
 

挿し木もやってみました。
 
 
 

 

コウゾ(楮)

 

img_9847.jpg落葉高木。
本州から九州に分布。カジノキとヒメコウゾとの交配種。ときに人家に近い山地に野生化し、高さ2~5m。葉は互生し、長さ5~15cmの卵形~卵円形で先はとがり、基部は丸くて浅い心形。鋸歯があり、しばしば深く2~3裂、5裂する。表面は短毛があり少しざらつき、裏面は淡色。葉柄は1~2cm、有毛。葉と同時に開花する。雌雄別株。まれに同株。雄花序は本年枝の基部に腋生し、多数の雄花が集まる。雌花序は球形で上部の葉腋につき、長い糸状の花柱がのびる。ほとんど結実しないが、集合果は球形で、6月頃赤く熟す。花期は4~5月。
ダムのある沢にありました。オヤマボクチのあるところです。
ここにはオオウバユリの大群生地があります。ミズやフキもいっぱい。
学名は、Broussonetia kazinoki x B. papyrifera
クワ科コウゾ属

img_9859.jpg←これなんですか。

 

サルナシの水挿し

 2003/6/初旬に千葉県房総半島の山中(君津宝永ダム)にサルナシの木を見つけ早速水挿しする為に少し枝を頂きました。
 
 
 2003/07下旬根が十分張った(5cm)のでポットに植え込みました。水挿しで簡単にクローンが出来るので良いワイルド種を見つけてみたいです。水挿しですが育ちの良いものですと2ケ月くらいでポット苗が出来、完全に生えそろうとポット植えの直後から一気に新芽が展開する。 
【参照先不明】

 

コシアブラ 栽培法

 

16.jpg 小さいうちはやや日照に弱く半日陰を好みますが大きくなるにつれて日照を好むようになります。
小さい幼苗の頃は鉢植えで管理するのが安全だと思います。
用土は腐植質が多く肥沃で水捌けの良い用土が向きます。乾燥には弱いのでマルチングしたほうが
良いでしょう。肥料を好みますので春先と夏に油粕を適量与えます。
マツやモミなどの針葉樹と共生しているという情報もありますが真偽は不明です。しかし自生しているものを見るとマツやモミの根元から生えているものも多く完全な眉唾物ではなさそうです。
他のウコギ科に比べ生育は遅く枝分かれもしにくいです。そのため剪定によって芽や枝を増やします。
山で芽を根こそぎとられ枯れてしまっているものを見かけるので弱いイメージがありますが芽を根こそぎ採られれば枯れるのは当たり前です。実際はやや強い樹木で強剪定にも良く耐えます。
冬の間に根元からばっさり切っても翌年には芽を2、3個出して張るには元気に成長し始めます。そのため芽や枝の数を増やすために落葉後に下10cm程残して(根元からでもいいですが)剪定し翌年2,3芽を成長させ枝を増やします。このとき新芽は絶対に収穫しないでください。
またあまりよくない方法ですが収穫の際に同時に剪定し、芽を採った枝を挿し木のように湿った用土に挿しておくとまた新芽が出てきて2回収穫することもできます。この方法での発根率はかなり低いのでそのまま発根を期待するより収穫してしまった方が良いと思います。
増殖は分根か挿し木でおこないます。分根は冬の休眠期に親株の根を堀り上げて親株の根を残しつつ元の太い場所の方が成功率が高いので根を何本か出している場合できるだけ元から切断します。
10cmほどに切り分けて一晩潅水処理をしてから用土に埋めて半日陰で管理します。
挿し木は夏に今年の伸長分の頂芽付き当年枝を挿します。必要に応じて葉を切って半日陰で管理します。
実生や取り木も可能ですが成長が遅い、発根率が悪いなどのデメリットがあります。
【参照先不明】

 

ハシバミ

 

14.jpg 昔、子供のころこの時期に里山の雑木林で生の山栗を外皮を歯でかじりわって、生のまま食べたように食べた想い出がある小さな木の実がこの写真のハシバミです。。

あまり利用されていませんが銀杏のように硬い外皮を取り除いて茶碗蒸しや煮物に使います。
また、炒ってそのままビールなどのつまみにして食べたり、すりつぶして胡桃のようにして和えものにも使います。
似た仲間に角のように果実が筒形に包まれたものが「ツノハシバミ」がありますが食べ方は同じ。
15.jpg このオス花を以前大和沢川で見かけました。今度実が生っているか調べてみます。
09/02に行ってみましたが見つかりませんでした。

 

さるなし

 

 山道を散策中、なんと道の真ん中にさるなしか?前から欲しかったさるなしがこんな所に生えてるとは何と運がいいのでしょうか。これが雌木ならいいな。さっそく頂いて植えてみます。実がなるのは何年先になる事やら。
 
 ついでにトゲ無しタラノキも見つけました。着くかはわかりませんが試しに挿し木用に若木を頂きました。
 
この山は山菜の宝庫です。 続きを読む »

ブドウ(1)実家の巨峰種まき

 

 実家の母が巨峰を食べた後種まきしたのが立派な木になっていまして、その挿し穂を2001年にいただいて挿し木して見事に活着し、以来8号→10号鉢植え行燈仕立てで2004年から毎年収穫しています。親が巨峰なのですが、何故か熟しても紫色にはならず緑のままです。案外おいしいですよ。
【参照先不明】

 

利平栗の挿し木苗

 

 春に剪定した枝をただ地面に無造作に挿し木しておいたのが芽を出しました。
 20本くらい挿して、生き残ったのはたったの2本ですが、それでも何も管理しなくとも2本採れたら上出来です。これで水管理したら50%くらいは行けるのではと。来年はもっと挿して苗作りに励みたいと思います。かわいい栗の実がつき始めました。秋においしい栗ちゃんになるのが楽しみです。(2009年7月17日)
【参照先不明】
img_9041.jpgimg_9037.jpg

 こちらは、同じく春に洋ナシの剪定枝を挿しておいたものですが1本だけ枯れずに残っています。根付いているかはまだわかりませんが、一生懸命水やりしています。生きてほしい。(2009年7月17日)
08/01残念ながら3本共枯れました。抜いてみましたが根は全く出ていません。来年またチャレンジしてみます。