Monthly Archives for 2023年 6月

人工授粉のやり方

出典:菜園ラボ

人工授粉のメリット

  • 無駄な実がなくなり収穫量が増える
  • 低温期や雨など天気が関係ない
  • 蜂など虫や風の受粉に比べて成功率が高い
  • ハウス栽培でも確実に効果を発揮

人工授粉のメリットは授粉の確率が高くなるので収穫量が増える事です。通常は受粉を蜂等の虫が行いますが、雨や低温が続いて虫の活動が鈍いと受粉がうまくいきません。

また雨が降っていて受粉した花粉が流れてしまう可能性がある時にも人工授粉は有効です。

ビニールハウス内などは虫が少なく風もないので、虫にや風よる受粉を期待できないので人口受粉がおすすめです。

人工授粉の方法

  • 筆を使う
  • 綿棒を使う
  • 花をそのままむき出しにする
  • 花粉を水に溶かしてスプレーする

筆を使う

一つ目は筆を使う方法。100円ショップで売っている丸い筆で十分。書道の筆は固いので、絵を描く筆や化粧用の筆を使います。

野菜の種類毎に筆を変えたほうが良いのかと悩みますが、特にその必要はありません。耳かきの先端のフワフワ部分の梵天(ぼんてん)でも大丈夫です。

綿棒を使う

二つ目の方法は綿棒です。綿棒のメリットは使ったら捨てられるので便利ですが、先が固いので筆の方がまんべんなく受粉できて確率が高くなる気がします。

花をちぎってそのままむき出しに

筆など使わず雄花(おばな)をちぎり花びらを外して、花粉がついている先っぽを雌花(めばな)に直接つけて受粉させる方法。

イチゴは筆で人工授粉するのがおすめで、この方法は一般的にやりません。

花粉を水に溶かしてスプレーする

溶液受粉は、キウイフーツならびにニホンナシ等、花粉を懸濁した溶液をスプレー等で柱頭に散布することで受粉を行う方法で、受粉作業の省力化を目的として開発された技術です。

人工授粉が必要な野菜

  • ズッキーニ
  • トウモロコシ
  • かぼちゃ
  • イチゴ
  • スイカ
  • メロン
  • マクワウリ


人工授粉がいらない野菜

  • トマト・ミニトマト
  • きゅうり
  • ナス
  • ピーマン
  • インゲン
  • 枝豆

人工授粉がいらない野菜は、一つの花の中に雌しべと雄しべがある(自花受粉が出来る)ので風がふけば勝手に一つの花の中で受粉して実をつけるので人工授粉が不要です。

トマトトーン

効果がある野菜

  • トマト・ミニトマト
  • ナス
  • しろうり・ズッキーニ
  • メロン

「トマトトーン」という植物成長調整剤である農薬があります。

着果促進にすぐれた効果があり、受粉しにくい低温時など天候不順の際の着果も安定させる事ができます。トマトなど100%着果するので収穫量が増えます。

「希釈が必要ないそのままかければOKなスプレータイプ」と「自分で水で原液を薄める希釈タイプ」の2種類があります。

ペットボトルでイチゴを育てる

出典:YouTube TEO Garden


ランナーからイチゴ苗を作る
ビニール、土、バナナを薄くスライス
 
 
 
 
ランナーを切らないでそのまま吊るしておく
 
 
 
 
ペットボトルに土を入れてヒモで吊るす
 
 
 
 
 
15日後ランナーを切り取る
 
 
 
 
 
発根を確認する
 
 
 
 
 

根が生えたらランナーを切断して植え付ける
 
 
 
 
2か月半後、花芽が付きます。
 
 
 
 
 
3か月半、食べごろ
 
 
 
 
 
収穫

SS溶液受粉してみた

出典:向日葵ファーム

私の新わい化のリンゴ園でもりんごの花が咲きました。

一番花が開花したので、平成27年5月号の「現代農業」に掲載されていた、SS溶液受粉にチャレンジしてみました!

興味のある方は、詳しくは該当「現代農業」をご覧ください。

下に、簡単にSS溶液受粉の仕方をまとめます。

花粉溶液を作る

・水1リットルにつき、グラニュー糖100g、粉末寒天1gを入れて液体増量剤を作る。

※水に粉末寒天を入れるとダマになりやすいので、粉末寒天を容器に入れ、その後水(お湯)をゆっくり注いでいくとダマになりにくいようです。

・この液体増量剤に純花粉3g以上を入れ、よくかき混ぜて花粉溶液を作る。

以下は10gの純花粉を液体増量剤に入れたところ。

・SS(スピードスプレーヤ)に水を入れ、花粉溶液を入れて200倍から300倍に薄める。

うちのSSは小型で500ℓしか入らないので、2リットルの花粉溶液(水2リットル+グラニュー糖200g+粉末寒天2g+10gの花粉)を用意し、

250倍に薄めて使用した。

SSでの溶液受粉

・低速で10aにつき500ℓの溶液を送風ファンをオフにして噴霧する。

SS溶液受粉は初の試みなのでちょっと心配ですが、期待して結実するのを待つことにします。

昨年はりんごと梨で実施しました。
りんごはいい感じで着果し大満足です。
一番花、二番花が開花したタイミングで受粉作業を実施したので、三番花以降は受粉させずに済んだので、摘果作業がかなり省けました。

梨は未だ充分成園化しておらず、お試しで実施していたので、昨年はイマイチでした。

桑の実の食べ方!栄養と効能

出典:オリーブオイルをひとまわし


 
 桑の実を見て懐かしいと思う人は、きっと自然豊かな場所で育ったのだろう。桑の実は生食もできる果実で、マルベリーやミュールと呼ばれることもある。甘酸っぱい味わいはもちろん、非常に栄養が豊富なことでも注目を集める存在である。

桑の実とはどんな果実?

 別名マルベリー

 桑の実は英語でマルベリー、フランス語でミュールと呼ばれている。品種や変種が多数あるが、養蚕に用いられる山桑と食用目的の西洋桑に大きく分けられる。桑の実は完熟すると赤みを帯びた黒になる。見た目はラズベリーと似ているが、形が細長い。食用の品種は、糖度が非常に高いものもあるが、基本的には甘酸っぱい味わいである。

 旬の時期

桑は雌株と雄株があり、花粉が風で飛ばされて受粉する。実がなり、熟すのは6月中旬から下旬にかけてだ。

桑の実の栄養と効能

 豊富なアントシアニン

 桑の実には、抗酸化作用の強いアントシアニンが多く含まれている。その量はアントシアニンの含有量が多いとされるブルーベリーの3倍にも及ぶといわれている。桑の実に含まれるアントシアニンはガン転移抑制効果が期待でき、研究が続けられている。そのほか抗血栓作用があることも報告されている。

 葉や皮も使われる

 桑の葉や皮にも果実同様に、多くの効果があることがわかってきている。
桑の葉は高血糖抑制作用や高血圧抑制作用、動脈硬化抑制作用、アルツハイマー予防効果など、現代人が抱える多くの健康に関する悩みに作用するという研究結果が続々と発表されている。このため桑の葉の有する健康効果は、日本のみならず海外からも熱視線を浴びているのだ。

桑の根の皮は古くから生薬として珍重されてきた。根を乾燥させた桑白皮という生薬は、消炎や利尿、痰や咳に効くとされ、現在も漢方薬として知られる存在だ。さらに昨今では高血圧抑制作用や高コレステロール血症の抑制効果があるという研究結果も報告がなされているようだ。

桑の実の食べ方

桑の実コンポート

ジャムや果実酒

 桑の実は生で食べることができる。ただ、傷みやすくデリケートなため、市場に出回る数が非常に少ない。このため、生で食べることができるのはなかなかレア。ただ昨今、通販で冷凍したものが販売されている。生で食べてみたいという人は利用してみるといいだろう。また、ジャムやシロップなどの加工品はより手軽に手に入れることができる。ソーダやコンポート、果実酒などもある。
また家庭で育てれば、実を収穫することができる。桑は害虫がつきにくいので、比較的簡単に育てることができる。

行者ニンニク 種から栽培

出典:ニンニク栽培.com

行者ニンニクは、山菜としてとても人気があります。けれど、自分で栽培するとなると、少しハードルが高い気がします。

確かに、栽培環境や管理を間違えると、うまく育たないことが多いので、初心者には難しいかもしれません。

けれどその分、育ってきた時の喜びは大きいものです。

難しいとされる行者ニンニク栽培愛好家も、少なくありません。

苗から栽培していると、やってみたくなるのが、種からの栽培です。

行者ニンニクを種から栽培するには、どのようにすれば良いのでしょうか。

種から栽培する手順

行者ニンニクを種から育てる場合の手順です。

  • 種を入手する
  • 種を播く
  • 地上に芽が出たら育てる
  • 3年目に移植する
  • 成株になったら収穫する

作業自体はそれほど多くありませんが、行者ニンニクは育つまでに時間がかかる植物です。

地上に芽が出てくるまでにも1年ほどかかるので、諦めない心が条件となります。

種を播く時期

行者ニンニクの種を実際に播くのは、採種した直後か、前処理をした後すぐです。
時期としては7月下旬~9月上旬になります。

採種した種をそのまま播く場合は、乾燥しないうちに育苗箱などに播きます。
前処理を行う場合、状態によって前処理に10日~30日ほどかかるので、その後に播くことになります。

種を播く場所

種から育てるのであれば、直播きよりも育苗箱などに播くのがお勧めです。
発泡スチロール製の箱などがあれば、それで構いません。

発泡スチロール製であれば、過度な乾燥を防ぎやすいのでお勧めです。
もし準備できない場合は、鉢やプランターでも構いません。

覆土の厚さ

行者ニンニクは、暗所でやや湿った場所の方が、発芽率が高くなります。
また、水やりの時に種が流れてしまわないためにも、覆土はきちんとし、なおかつ鎮圧をしておきます。

覆土の厚さは、だいたい2cmくらいが目安です。
あまり深くすると、地上に葉が出にくくなるので、2cmを越えないように注意します。

種を播いた翌年、葉が1枚だけ地上に伸びてきます。
その年は葉が1枚伸びるだけで、また夏になると地上部が枯れて休眠します。

次のシーズンになると、葉数が1枚~2枚になりますが、それ以上は増えません。
ただ、地下の鱗茎は生長を続けているため、初年度に比べると大きく育っているはずです。

小カブの育て方

出典:野菜の育て方

根径5cm程度でとるカブを小カブと呼び、種まきから1~2カ月と短期間で収穫でき、間引き菜を利用しながら育てます。

栽培期間が短く、手軽にだれでもつくることができ、初心者でも収穫を楽しめる野菜です。

小カブは、15~20℃の涼しい気候を好み、真夏を避けた春と秋に種まきできますが、秋まきが作りやすくておすすめです。

栽培も簡単で、条(すじ)まきすれば、間引きながら小カブから中カブへと育てることもできます。

種まきから50~60日で収穫できるので、数回に分けて種を種をまくと、収穫時期がずれて長い間収穫できます。

アブラナ科の野菜で、多少は虫もつきますが、防虫ネットでトンネルして防除すれば安心です。

種まき

薄く(1cmほど)土を被せ、水をたっぷりやります。

害虫対策

生育初期にコナガなどに食害されると生育が著しく悪くなるので、種まき後に防虫ネットや寒冷紗でトンネルして害虫対策をします。
 

間引き

本葉が2~3枚になったころから、込み合っているところを間引き、本葉5~6枚になるまでに株間を10cmくらいにします。

ある程度大きくなってからの間引き菜は、みそ汁の具などでおいしく食べられます。

収穫

小カブの収穫時期の目安は、日数では種まきから40~60日で収穫でき、根の直径が5~6cmになったものから順次収穫します。

実より葉の方が栄養価が高く、葉もおいしいので、捨てずに利用しましょう。

種を一度にたくさんまくと、一斉に収穫時期を迎えるので、種まきを少しずつずらして数回行えば、収穫時期がずれて長い間収穫ができます。

小カブの保存方法

小カブをたくさん収穫したときは、葉と根を切り離し、別々にポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。

葉はすぐに黄色くなってしまうので、できるだけ早く使います。

根は4~5日くらいは保存できます。

栄養価の高い葉

カブの葉には、根の約10倍ものカルシウムが含まれており、さらにカロテン、ビタミンCなども豊富で、根よりも栄養価の高い緑黄色野菜です。

最近はカブの葉が捨てられることが多いので、捨てずに利用しましょう。

種まき

サクランボ種まき

食べたらすぐ蒔く
来年の春まで水を切らさないように
この内2、3本芽が出ます
(発芽率10%程度)

ギョウジャニンニク種まき

採取後2、3日水に浸ける
中の種は取り出さないで肥料分の無い土にそのまま蒔く
春まで忍耐強く水を切らさないように
(発芽率70%程度)

桑の挿し木

出典:HORTI

桑の木の増やし方!挿し木

2~3月中旬に冬越しした枝を使って行う「古条挿し」と、6~7月に新しく伸びた枝を使って行う「新芽挿し」の増やし方があります。

適期に枝を15~20cmほどの長さに切り取り、上の葉っぱを2枚ほど残して他を切り落としたら、赤玉土など挿し木用の土に枝を挿していきましょう。

土が乾かないよう水やりをして日陰で管理すると、根が生えてきます。

桑の栽培のポイントは?

日当たりのよいところに植え付け、花芽を切り落とさないように剪定をすることが、実をたくさん収穫するコツです。日陰でもよく育ちますが、花つきが悪くなってしまいます。

また、花は新しい枝の真ん中より先につくので、剪定の時期と切り落とす枝は間違わないようにしましょう。

品種によっては1本でも結実しますが、雌雄異株なので、違う品種を2本植え付けた方が確実に収穫を楽しめますよ。

桑の木は病害虫の心配がすくない育て方の簡単な木

桑は、日本の環境によくあった果樹で、よけいな手間がかからないところが魅力となっています。病気や害虫の心配もなく、どの薬なら使ってもよいかと考える必要もありませんよ。

ぜひ、たくさんおひさまの光に当てながら育ててみてください。

上園地

 

肥料を入れずに育てる野菜の凄さ

出典:糸満フルーツ園

無肥料栽培で見えてきたもの!
  • 作物の本来の大きさがわかる.
  • 虫食いが減り,農薬が要らなくなる.
  • 病気にも強くなる!


無肥料で野菜を栽培するための重要なキーワードは「循環」です.
自然界のもつ循環という仕組みをうまく利用することで,無肥料栽培によって作物ができると言います.

作物の本来の大きさがわかる

野菜には本来の大きさがあると言います.
つまり,大きければ良いというのは,消費者の勝手な認識で,野菜側からすると,実は色々とリスクを背負っているのかもしれないです.

肥料といものは即効性があり,野菜がすぐ大きくなりますが,しかしそれは細胞数を増やしているわけではなく,一つ一つの細胞の肥大化に伴うものであることが多いのです.細胞が肥大化すると,もちろん細胞壁が薄くなり,外部から異物などが入りやすくなります.
そうなると,植物は弱くなり,病気にもかかりやすくなってしまいます.

虫食いが減り,農薬が要らなくなる

肥料を与えず,自然環境で栽培すると,適切な量の窒素を吸収するのですが,肥料を与えてしまうと,体内に過剰に硝酸態窒素が残ってしまうのですね.

そこから分かったのが,どうやら虫は硝酸態窒素をめがけて飛んでくるようです.

本来,植物が育つためには,土の中に,生き物や植物などの有機物が必要です.
土の中の土壌動物や微生物などの多くの生き物が関わり,根っこなどの有機物を分解しながら,植物が成長するために必要な栄養を作り出すことができます.

しかし,現在の農業では,こういった生き物たちや植物の根っこを排除し,かつ耕すという行為で土壌動物などを追い出し,農薬などによって虫を死滅させてしまっているので,土の中で必要な養分を作り出すことができなくなっていると言います.そのため,野菜を育てるためには,わざわざ肥料を与えるという行為が必要になり,肥料が切れたところでは野菜が育たなくなります.

病気にも強くなる

自然界の循環がうまくいっている土で育った野菜は,かなり病気に強いと言います.
これは,植物自身が体内で保有する内生菌(ないせいきん)である微生物「エンドファイト」がうまく機能しているからだと言います.

山や森の中で育つ植物はいつも立派です.
肥料や農薬を使わずとも,うどんこ病や青枯病にならず,生き生きとしてる理由は,このエンドファイトが機能しているからだと言います.