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ある種の植物同士を組み合わせていっしょに植えつけると病気にかかりにくい、虫が付きにくい等のその植物にとって有効で相性のよい植物をコンパニオンプランツと呼んでいます。
この組み合わせを利用するのも軽減に役立つでしょう。
<例えば>
・ニンニク、ラッキョウ、タマネギとナス、トマト・・・青枯れ病、立ち枯れ病の予防
・ミント、セージ、タイム、ローズマリー・・・青虫類の忌避
・ミント類・・・アブラムシ
・マリーゴールド・・・ピーマンのオンシツコナジラミ、線虫
・彼岸花・・・モグラ、ネズミ、害虫
<その他>
・木酢液の利用
・すり下ろしニンニク水で葉ダニ対策
・牛乳の霧吹きでアブラムシ退治
・食用酢50倍液霧吹きによるウドンコ病対策
・ビールでナメクジを誘引捕殺
などの軽減手法もあります。
化学肥料で作られた野菜は本来のうまみがないうえに、その成分が次第に土壌に蓄積されて生育が衰えます。
それに対して有機肥料は土壌中の微量要素、有効細菌を増やし健全なうまみのある野菜を育ててくれます。
有機肥料の主なものは窒素肥料の油粕、漁粕、燐酸肥料の鶏糞、骨粉、カリ肥料の草木灰がありますが、これらを元肥、追肥として十分与え、環境保全サイクルに優しく貢献しながらおいしい野菜の収穫を楽しみましょう。
【参照先不明】
15年ほど前、山に入って一日中さがし回り、たくさん収穫したことがある。しかしその後はさっぱり見つからなくなった。タラノキを見つけても無惨な姿になって枯れかかっているものばかり。ハリギリも見つけて採ったことがあるが、その後これも枯れてしまった。コシアブラでさえまともに枝葉を伸ばしていくのは至難のようだ。もっとも、私の場合は林道を歩くだけだから、藪を漕いで探し回るようなプロの山菜採りとは次元のちがう、素人そのものである。
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以前,私の実家の畑の脇の荒地のようなところに何本もタラの木を栽培していたことがある。当時は,裏山に行けばいくらでもタラの木があった。枝を折ってきて挿木にしておけばすぐに根が付く。強い植物だ。
その芽はとても美味しい。摘んできたばかりの芽のテンプラはご馳走の一つと言って良い。ただし,タラ木のは瓦礫だらけの荒地のような場所のほうが生育に向いているようで,畑やハウスなどで栽培されたものはあまり美味しくない。
ところが,どこの誰だかわからないが,他人の畑の一部であることが明白なのに,春になって芽が出るとどんどん折って持っていってしまう。つまり,我が家では栽培だけしてその恩恵には与れないという非条理が発生してしまったわけだ。
野草を愛することは良いことだ。山菜採りも楽しい。しかし,他人の畑を荒らす行為は単なる窃盗行為なので,起訴され有罪となれば懲役刑に服することになる(日本国の刑法に定める窃盗罪には懲役刑だけが法定刑として定められており,罰金刑を選択する余地がない。)。
枚春毎に,野山を歩く人々のマナーが低下し,怒り心頭の季節でもあった。
おそらく現代でもそうであろう。
ある自然観察林に寄ったら,「観察用ですから折らないでください」という趣旨の看板が立っていた。当然のことだろうと思うのだが,このような看板を立てないといけないくらい常識のない人間がたくさんいるということなのだろう。しかも,その大半は大人に違いない。そして,親の行動を見て育つ子供も親のコピーのような行動様式をもつ人間に育っていくことになるのだが・・・
【参照先不明】