Monthly Archives for 2009年 2月

桜の挿し木

 桜の挿し木は無理だと言われたのですが、やってみたら成功しました。
花が咲き終わった頃の新芽を採ってきてポットに庭の普通(黒土)の土を入れ、そこに挿しました。

終日日陰で2ヶ月、根が張ったのを確認して南側の木陰で1ヶ月。

肥料はこれといって与えませんでした。
もしかしたら1000倍の液肥のおこぼれをもらっているかもしれません。

忘れていたのを思い出して根を確認したらモジャモジャに生えていたので花壇(石ころだらけの斜面ですが)に定植しました。

南側で日当たり良好、夏の日差しも強烈ですが弱った様子も無くすくすく育っています。
こんな小さな苗で新潟の冬を越せるのか心配ですが、何とかなるでしょ。

だめならもう一回来年挿せば良いだけの事だし・・・。
挿し木冬越し成功 2006.4.19

 花が散ってひと月位葉桜の頃の胴ぶきでその年の春伸びた枝を一本もらってくればいいと思います。
木質化した枝は成功率は低いと思います。
芽が開いたばかりの若葉も直ぐに枯れてしまいます。
葉や茎がしっかりした物を選びます。

 一節ごとに切り刻んで一節に葉を二枚付け、その葉も半分にカットして・・・・・とりあえず全部さしてみました。 何処から取った部分が良いかなんて分かりません。
黒土を混ぜた水持の良い苗床に指します。
葉の付け根が土に触れるくらい深く差し込みます。
土の量はポットの淵から1~2センチ下がいいです。
風で土が乾くのを防いでくれますし、水やりの溜りにもなります。

一度しかやっていないのでこれがベストという訳ではありませんがソメイヨシノで成功率は3割くらいでした。
【参照先不明】

 

山葵(わさび)

 

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日本原産の植物で古来から薬味として珍重されてきました。ツーンと鼻から頭に抜ける厳しい辛さに眼が覚めます。 さわやかな薄緑と深山を想わせる香りは、刺し身、そば、寿司など和食には無くてはならない物です。
良くも悪くも揮発性がワサビの特徴で、辛味と香りの本領を発揮するのはすり下ろしてからわずか10分。 そのかわり強烈な辛さも後をひかない。そのいさぎ良さが昔から人々に好かれたのかもしれません。
バブル期には値段が暴騰しましたが、現在は落ち着いています。安いうちに本ワサビをどんどん使いましょう。
最近では欧米でもワサビ・ブームがあり、進歩的な料理人が競ってワサビを料理に取り入れています。

アブラナ科の多年生水生植物です。西洋わさびと区別するために”本わさび”と呼ばれます。 夏涼しく冬温暖な山地の沢に生え、水温が10度から17度の範囲でないと育ちません。 また水質(酸性かアルカリ性か、含まれているミネラルの割合など) などの条件が合わないと生育が悪くなったり病気になったりします。 収穫までに3~4年かかる割に採れる量が極めて少ないので、どうしても貴重品になってします。
本わさびの中でも、品種改良によって畑でも栽培できる品種もあります。 実際には沢沿いの傾斜地や山林の木の下で栽培されている事が多いようです。 成長も早く、18ヶ月で出荷されます。これらは畑わさびと呼ばれています。 (それに対して沢で栽培されているものを沢わさびと呼びます。)

もともと日本の山に自生していた植物です。

通常は根茎を利用しますが、葉、茎などにも同じ辛味成分があります。 茎はわさび漬け、根から分かれて生えているヒゲ根は練ワサビの原料にされます。 3月~4月にだけ出まわる花わさびはワサビの花茎で、天ぷら、お浸しにします。
【参照先不明】

 

ヨメナ(嫁菜)

 学名:Kalimeris yomena
 別名:ハギナ(萩菜)
 花期:秋

 春に若芽を摘んでおひたしやゴマ和えなどにして食用にできる。秋に清楚な紫の花が咲きます。ヨメナは関西にしかなく,関東地方にはカントウヨメナ(関東嫁菜)だそうで,こちらは食用にしないそうです。

 Sep 15, 2001
【参照先不明】

 

ヤブレガサ(キク科)[破れ傘]

 名は若葉の形が破れた傘をすぼめた形に似ていることからついた。山地の林内に生え、花茎は高さ0.5-1.2mになる多年草。葉は直径35-50㎝で掌状に深く裂け、裂片は7-9個。頭花は直径8-10㎜で白色又は淡紅色で円錐花序につく。新芽はモミジガサ同様山菜として利用する。モミジガサほどのくせと香りがないが1ヶ所見つけると収穫量は多い。
花期:7-10月
分布:本州・四国・九州
撮影:2004.7.25 青森県七戸町山屋
     1999.5.12 青森市浅虫
春先に綿毛をかぶった傘状の若葉を摘み取り、生のまま、衣をつけて天ぷらに。
ひとつまみの塩をいれた熱湯でゆで、冷水で冷まし水を切り、おひたし、ごまあえ、からしあえ、油炒め、つくだ煮などに。
【参照先不明】

 

みつばうつぎ【三葉空木】:

 

ミツバウツギ科の落葉低木。山地に自生。高さ約3メートル。葉は3出複葉。 5~6月頃、白色のヤマブキに似た五弁花を開き、矢筈(やはず)状の翼をもった果実を結ぶ。材は木釘・箸とし、若芽は食用。欧米では観賞用に栽培。コメノキ。漢名、省沽油。 広辞苑

 

ナンテンハギ

 

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 ナンテンハギは、高さ1m程度になる多年草。北海道から九州に分布する。草原や林縁部など、比較的日当たりのよい場所に生える。岡山県内では県中部以北に多く、耕作地周辺や林道沿いなどの草刈り草地内に点々と生育する。茎は稜があって、斜めに立ち上がり、上部はわずかにジグザグに曲がる。葉は2小葉の複葉。花は6~10月に咲き、淡紫色~紅紫色。岐阜県では本種の若芽をアズキナと呼び食用にするらしい。よく見ると美味しそうな気がしてくる。山道を抜ける車窓から、本種の花を見つけると、「夏だなぁ...。」と言う気がしてくる。

一般に、葉の形がナンテンに、花の形がハギに似ていることからナンテンハギと呼ばれているが、飛騨地方では、アズキナの名の方が知られており、畑などで栽培されている家庭も珍しくない。
荒れ地などに普通に見られる多年草で、木質の太い根を持ち、40から50本程度株立ちしていることもある。
夏から秋にかけて、葉の根本に小さな紫色の花を咲かせる。
【清見情報】
煮るときにアズキを煮る匂いを出すところから、アズキナの方言名がある。
【参照先不明】

 

ドクダミ-

 

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 ドクダミはやや日陰の湿った場所を好む草で、野山や空き地などいたる所で見ることができます。開花期は6~7月で、ほの暗い木立の下などに咲くドクダミの花の白さには、いつもはっとさせられます。この白い部分、4枚の花弁のように見える部分はじつは本当の花弁ではありません。これは総苞片(そうほうへん)と呼ばれる器官で、そして中心部の黄色い部分、しべのように見える部分はたくさんの花の集合体です。つまりたくさんの小さな花が集まって、ひとつの大きな花のように見える形を作っているのです。なお本当の花、小さなひとつひとつの花に花弁はありません。 続きを読む »

ソバナ(キキョウ科)[岨菜、杣菜、蕎麦菜]

 

19.jpg 山地の沢沿いや林縁に生え、高さ0.5-1mになる多年草。名は、切り立った崖(岨=ソバ)に生えるからとか、杣道(山仕事をする人が通る道)に生えるからとか、葉が蕎麦の葉に似ているからとか諸説あるが、どれが本当か分からない。花は長さ2-3㎝で、茎の一方に偏って下向きに咲く。若芽は歯触りがよく、山菜として一級品である。
花期:7-9月
分布:本州・四国・九州
撮影:2004.8.1 岩手県山形村霜畑

 

ツリガネニンジン(釣鐘人参)

 

 ツリガネニンジン(釣鐘人参)は、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。日本、朝鮮半島、中国、カラフトが原産で、日本では沖縄を除く北海道から九州にかけて分布する在来種です。名の由来は、花冠が釣り鐘型で、根がチョウセンニンジン(朝鮮人参)に似る事から。英名は、Ladybells。

 キキョウ科(Campanulaceae Juss.)は、Campanula(釣鐘)に由来し、温帯から熱帯に約60属2000種があります。ツリガネニンジン属(Adenophora Fisch.)は、ユーラシア大陸に50種ほどあり、日本には約10種が自生します。

 山野に自生し、低地から1700mあたりまで垂直分布します。根は薄黄色で、60~80cmに伸びます。若芽はトトキと称して食用になり、山菜として親しまれています。朝鮮語でツリガネニンジンをトドック(希幾)と言い、トトキとは、それが転訛したものです。乾燥根は、漢方生薬名シャジン(沙参)として、鎮咳・去痰薬として用いられます(日本薬局方外生薬規格)。
 茎は円柱(断面円形)で細毛が密生し、ほとんど分枝せずに直立して、高さ40~100cmになります。全体に腺細胞があり、切ると乳液を出します。これはツリガネニンジン属の学名であるAdenophora(腺がある)に表されている特徴です。
 1)根生葉は長い柄があり円心形です。花期に枯れますが、刈り取り後に再生する事があります。2)茎生葉は柄が極短く、3~6枚が輪生します。互生・対生する場合もあり、長楕円形・卵形・線状披針形等と変異が多く、長さ4~8cm、幅5~40mmで鋸歯があり先端は鋭頭です。

 茎頂に円錐花序を出し、数段に花を数個ずつ、やや下垂させて輪生します。花冠は釣鐘型の合弁花で、先端が5裂し淡緑色を帯びます。花色は、淡紫色や白色があります。花冠長は12~20mmで、花径は10mm程。雄しべ5本、雌しべ1本があり、雄しべは花冠から突き出ます。
 両生花で他家受粉をします。自家花粉を避ける雄性先熟です。初め雌しべは綿棒のような棍棒状で(雄花期)、雄しべが枯れると先端を浅く3裂させて受粉可能(雌花期)となります。枯れた雄しべは花冠に貼り付きます。染色体数は、2n=34。萼は5裂します。萼裂片は長さ3~5mmの線形で細く、突起状鋸歯が1~4個あり、反り返ります。

 1)根生葉(こんせいよう)radical leaf:地上茎の基部から出る葉。
 2)茎生葉(けいせいよう)cauline leaf:茎葉。地上茎につく葉。

出典:草花と自然Blog
 

明日葉の栽培

 

15.jpg(1)発芽

アシタバは通常、秋に種を蒔きます。半月から1ヶ月で発芽し、春まではゆっくりと成長し、翌春、暖かくなると旺盛に成長を始めます。生食用に出荷する場合は、大きくなり過ぎてもいけないので、比較的l密植気味に栽培します。

(2)苗の植え付

乾燥粉末加工用にアシタバを栽培する場合は、大きく育てなければならいので、疎植にします。苗を別に作っておき、ある程度大きくなったところで、畑に植え付けることもあります。

(3)草取り

土壌消毒剤、除草剤など、農薬を使わずにアシタバを育てるにあたって、最も大変な作業が草取りです。アシタバが小さい間は、とにかく雑草の方が生長旺盛なので、常に除草をしなければなりません。この作業をスタッフの女性がすべて手作業でされます。本当にありがとうございます。
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