Monthly Archives for 2009年 3月

キリ

 

薬効
痔 打撲傷

分布生育場所
科名:ゴマノハグサ科/属名:キリ属
和名:桐/学名:Paulownia tomentosa
日本全土、朝鮮半島、中国東北部、華東、華中、西南に分布、各地で栽培

見分け方・特徴

キリ(桐)は、樹高10~12メートル、樹皮は灰色、縦に波うったような模様が見える葉は、大型で長い柄がありハート形~2~3浅裂して先端は尖る
花は、5~6月に花穂を伸ばして、5~6センチ、円錐状の淡紫色の花を多数つける 果実は、さく果で卵形、淡茶色で先端が尖る

採集と調整
樹皮、葉を随時採取して天日で乾燥する
果実、木質部、根、根皮も採取して天日乾燥して用いるという

薬効・用い方
痔には、乾燥した樹皮、葉を、1日量10~20グラムを水0.5リットルで半量まで煎じて、3回に分けて服用するというまた、痔、打撲傷などには、煎じた液を患部に塗布する

乾燥した果実は、気管支炎などに適量を煎じて服用するという木質部は、乾燥して煎じた液を、打撲の足の腫れなどに塗布する

根・根皮は、乾燥して煎じた液を、リューマチなどの足の痛む患部に塗布する

その他
名の由来は、キリの木の枝を切っても、すぐに芽が出てきて、きりが無いという生態から、キリになったという

桐(きり)は、吸湿性に富み、軽く加工しやすいことから、材部分は、家具、工芸品、楽器、下駄などに用いられる古くは、樹皮を染料として用いたという

桐は、生命力が強く、生長が早いので繁殖は、挿し木、葉押し、種子などで容易に栽培ができる
【参照先不明】

 

休耕地利用し山菜「タラの芽」「コシアブラ」栽培

 

 山ノ内町佐野の休耕地を利用し、タラの芽やコシアブラを栽培している「ほなみ村」(篠原敦代表・16人)が、観光と農業のタイアップに向け取り組みの幅を広げようとしている。活動の舞台は、オリンピック道路から見える上佐野の山手の畑で、山菜狩り客でにぎわう光景を思い浮かべ、張り切っている。

佐野の「ほなみ村」・収穫体験も企画
 組織が発足したのは4年前。以前はリンゴ栽培が盛んだった一帯も、高齢化や担い手不足、農産物価格の低迷で、ここ5、6年の間に耕作されなくなった畑が目立ちはじめた。このため、休耕地解消の目的もあり、3年前から南部浄水場付近の遊休農地で、山菜の栽培をスタートさせた。

 昨年までの耕作面積は、タラの芽とコシアブラの合わせて40アール。思うように根付かないコシアブラの一方で、タラの木は根張りが良く、200本以上が植えられている。

 昨年収穫できたタラの芽は、「ほなみ村」ブランドで道の駅やまのうちで販売し、大人気に。今春は、地権者の理解が得られたことで、耕作面積を2ヘクタール増やし2.4ヘクタールに広げた。

 ほなみ村のメンバーは、穂波地区の有志。リンゴ農家が多く、ノウハウを持ち合わせていることから、コシアブラなどはワイ性にするなど、収穫体験しやすいよう工夫したい考え。現地からは、手前に湯田中渋温泉郷、その向こうには高社山がそびえ、眺めも見事だ。

 今月初旬にも会合を開き、今年の取り組みを決める方針。篠原さんは「薬草をはじめ、木島平村で成功しているヤーコンにも挑戦したい」と意欲的だ。

タラの芽が植えられた畑と篠原さん
【参照先不明】

 

カタクリ

 

119.jpg 日本全国の山野の樹下に生える多年草です。愛好家も多く山野草として販売、栽培も盛んに行われています。花期は3-5月頃で早春にいち早く葉を出して効率良く光合成をして他の草木が茂る頃には結実を済ませて地上部が枯れて長い休眠に入る代表的なスプリング・エフェメラルです。地中深くに鱗茎があり、昔はこのカタクリの鱗茎から片栗粉を作っていました。(今はジャガイモで作られています。)
個体に変化が多くて葉表面の模様がないものや葉の色自体が違うもの、葉が三枚と多いものや花が白い白花カタクリなども存在します。ホームセンターや野草店で見かける黄花カタクリは北米原産の外国種で日本には自生していない種類になります。 続きを読む »

しどけ促成栽培に適した系統と伏込み条件

 

118.jpg 最近、山菜等の嗜好が高まっている。なかでもしどげは独特の風味があって人気が高く、今後とも消費の拡大が期待される品目である。県内でも冬春期の換金作物として栽培が試みられるようになった。そこで平成元年から3年間、促成栽培に適した系統の選抜及び伏込み時の温度条件等を検討した結果、一応の成果が得られたので参考に供する。

1.適応系統と繁殖
促成栽培には、早期収量が多い「十和田在来A」、「十和田在来B」及び「深浦在来」が適する。繁殖方法は繁殖効率の高いことや自然保護の面から、実生とする。採種時期は種子が成熟後、風で飛ばされる前の10月中~下旬頃がよい。注)在来系統の地名が系統の入手(採種)先を示す。

2.休眠打破法
自然状態の株を12月中旬~下旬に伏込んでも、休眠の覚醒が不十分で萌芽の揃いやその後の生育が悪いため、休眠打破が必要である。休眠打破には低温処理が有効であり、降霜によって地上部が枯死した後に根株を掘取り、オガ屑で包み0+-1℃で35日程度冷蔵する。

3.伏込み温度及び遮光率
伏込み温度は15℃程度とし、保温マットなどを被覆して保温する。また、萌芽後は寒冷紗等で60%程度に遮光する。根株は約5cm位の間隔に並べ、5cm程度の厚さに覆土する。

しどけ促成栽培の安定化及び冬春期のハウスの有効利用

ネグサレセンチュウ類やPhytophythora属菌の被害(根腐症状)を受けやすいため、これらの発生圃場では栽培しない。

青森県畑作園芸試験場 園芸部

平成元年度~3年度 青森県畑作園芸試験場 成績概要集
【参照先不明】

 

山菜栽培

 

 3月山菜
アケビの植え付け
アケビを植え付ける時期は11月と3月が適期です。寒い時期を避け、芽の動き出さないときにしましょう。
10aに100本程度の植え穴(深さ50cm、径50cm)を掘ります。
1穴に堆肥10kg、過燐酸石灰100gを施して、間土を入れてからアケビを植えます。深植えしないように中高に土を盛り上げます。更に株元に藁を敷きます。
垣根作りや棒作りの場合、植え付け後に設置した方がやりやすいでしょう。
山取りのものは、2ー3mに切り詰めます。植え付け後は蔓を支柱に絡ませて縄を結んで安定させます。
植え付け初年目は、敷き藁とこまめな潅水を行います。夏場の干ばつにより枯死することが多いものです。
アケビの元肥
植え付けたものに10a当たりヨウリン70kg、油粕60kg施します。春の追肥は花芽の充実を目的としています。
アケビの剪定
若芽は蔓が互生状につく短枝に、前年の夏に形成され春に開花します。あまり強い剪定は避けましょう。成り始めた枝は切り込まず、絡み枝だけ除きましょう。実の成る枝の上に出た新しい枝は重ならないように動かすか除去します。ともかく日の当たる様に心がけましょう。 続きを読む »

オオバギボウシの種子による大量増殖と実生苗の株養成法

 

[要約]

 オオバギボウシの種子を採種・乾燥貯蔵し、これをは種・育苗する実生苗の株養成法を確立し、これにより、数千倍への増殖と養成期間2~3年で養成目標300g以上の根株ができる。

[背景・ねらい]

 近年、地域特産物としてオオバギボウシ(ウルイ)が注目されている。増殖は従来山取株の株分けによって行っているが、増殖率が低く1年間で数倍にしか増えない。そこで種子による大量増殖法と実生苗の株養成法を確立する。

[成果の内容・特徴]

採種、種子の貯蔵
1) 10月以降に裂夾していなくても褐色になったサヤごと採取し、日陰干しする。サヤが乾いたら種子を取り出す。
2) 風乾させた種子を紙袋に入れ、自然温(暖房のない室内)で貯蔵する。1月下旬は種から発芽がそろう(図1)。
育 苗
1) は種は水稲育苗箱を用い、1枚当たり種子1.3g(およそ400粒)をばら播き、厚さ5mm程度覆土し、は種後は温度15~20℃に保つ。
2) 本葉2~3枚になったら直径6cmポットに鉢上げをする。
3) 本葉数6枚以上、葉の長さが10cm程度になったら定植可能となる(表1)。
4) 加温施設を用いると2月は種で、最も生育が安定する梅雨時定植ができる(表1)。
5) 露地育苗では十分な気温が得られる5月上~中旬には種する。日陰で管理し秋に定植する。
6) 以上の手順により数千倍に増殖できる。
株養成
1) 植え付け時に緩効性肥料で窒素成分2kg/aと完熟堆肥500kg/aを施す(データ略)。
2) 栽植様式は、畦間105~110cm、株間30cm、条間25cmの2条植えとする(表2)。
3) 畦に黒ポリマルチを被覆する(表3)。
4) 強日射条件を避け、日当たりが良い場合は夏期間(6~9月)に遮光率50%ネットを被覆する。また、干ばつ状態が続く場合はかん水を行うのが望ましい。
5) 株養成の目標は根株重(根長20cm調整)300g以上とする(図2)。養成期間は2~3年である。
[成果の活用面・留意点]

充実した株から採種する。
育苗期間が長いので鉢上げ1カ月を過ぎた頃から、葉色や生育をみながら適宜液肥で追肥を行う。
根株を促成栽培に利用する場合、根株重300gを目安に掘り取る。必要以上の養成は掘り取り労力の増加をまねくので注意する。
実生株は生育特性にばらつきがある。
【参照先不明】

 

2年物の若芽と根のてんぷらがおいしい

 

行者ニンニク名人 小林幸雄さん
 昭和8年生まれ
南箕輪村田畑 在住

2年物の若芽と根のてんぷらがおいしい

 人さまが「やい、行かじゃい!」と言えば「ほじゃ、行くか」と応えるほどの山好きだ。山歩きの楽しみは山菜採りにあり、特に行者ニンニクで仲間との一杯が趣味だった。33年間勤めた乳業会社を定年退職後も、山歩きを続けた。しかし、山で行者ニンニクをただ摘んでくるだけでなく、自分で種を蒔いて増やしたいと思うようになり、増殖が難しいとされる実生栽培に挑戦した。

 まずは、お盆の頃に山からギボを採ってきて、転作田に蒔いてみた。「いっそら、生えなかった」「生えない、生えない」といっては、試行錯誤を続けた。育苗箱やハウスもやってみた。結果がでないまま藪の下に捨てることを、何年も繰り返した。

 転機は、「ねぎの仲間だから、水分がいるのでは?」という家内のアドバイスだった。水に浸してから蒔いたら、発芽した。8月に山から熟した種を採ってきて水槽に浸し、それを蒔けばよいことがわかった。こうやって蒔けば生えるのかと分かったので、これを順に増やしてきた。

 栽培の手順は、育苗箱から始まる。かつてキノコをつくった育苗箱に腐葉土と山土を10センチ敷き詰める。山土は砂の混じらない赤土を使う。ただし土だけだと凍みあがってしまう。ここで2年間大きくしてから、3年目の秋に転作田の圃場へ定植する。さらにもう一度圃場を移し替えることで、苗に勢いがつく。

 行者ニンニクの苗を、初めて自宅へ植えたのが30年前だった。実生で種から栽培の研究を10年かけて、ようやく栽培できるようなった。播種から収穫まで5年から8年くらいかかる。根気のいる作物だ。

 村にある直売所では、8年物の成苗7、8本を一鉢にして500円で販売している。また味工房では味噌漬け、しょうゆ漬けなどの加工品も出している。家庭の調理法には和え物、おひたし、ギョーザの具などがある。お勧めは、冬場に2年ものの若芽と根のてんぷらだ。これを多くの人に味わって欲しいと願っている。

 簡単にもうかる作物ではないが、南箕輪村での特産化に向けて、今後も仲間とともに生産・販売の努力を続けていこうと考えている。
【参照先不明】

 

やまどりぜんまい (山鳥薇)

 ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)は、山野に自生するゼンマイ科ゼンマイ属の夏緑性の多年生シダ類です。外側の緑色の葉は栄養葉、内側の茶褐色の葉は胞子葉と呼ばれます。一回羽状複葉で、全体に卵状披針形をしており先端が徐々に細まります。羽片は円筒形をしており全縁で無柄です。
 ヤマドリが住むような所に生育していることからヤマドリゼンマイとつけられたそう。
 尾瀬ヶ原ではおなじみのシダ植物で水はけのよい斜面に多く生育しています。ただ、湿原だけでなく山地の開けた尾根伝いにも生育していることから、ある程度乾燥に強いシダ植物なのでしょう。写真は尾瀬のものではなく、あえて自宅近所の草原に生育しているヤマドリゼンマイを掲載しておきました。
 尾瀬が現在のように保護の対象になる以前は、食用として片品村の人も採りに来ていたそう。最近はゼンマイの収量が減ったためか、店に並ぶものの多くがこのヤマドリゼンマイだそうですよ。

 下の写真は出始めのヤマドリゼンマイで毛がフサフサ。こういうのを見るとつい触りたくなってしまいますね~。尾瀬だと雪解け後に出てきますが、まだ寒い時期のため霜が降りるとそこら中でクタッと倒れた姿を見かけます。ちょっと気の毒に感じますが、土の中にいて霜にやられなかった栄養葉が必ずあり、葉の数は少ないもののしっかり生育し枯れることはありません。このように生命力が強いことから最近は尾瀬ヶ原に増殖しており、ヤチヤナギ同様、湿原の乾燥化のバロメーター的存在となっています。
【参照先不明】

 

山菜コゴミ 省力栽培で休耕田活用

 

18.jpg 高野山やその周辺に自生する山菜「クサソテツ(=コゴミ)」が、休耕田での栽培に適しており、手間いらずで簡単に育てられることが、県林業試験場(和歌山県上富田町)の実証実験で分かった。近年、耕作放棄地が増加しており、歯止めをかける農作物として農業関係者が注目している。同試験場は「山菜特有のあくがなく、湯がくだけで食べられる。農薬をまったく使わず作れるので、安全な自然食材としてPRできる」と話している。

 高齢化と過疎化の影響で近年、県内各地で耕作放棄地が急増している。県によると、県全体の耕作放棄地率は12・11%だが、紀南地方では太地町70・72%や旧串本町69・44%などをはじめ、20%以上の地域が少なくない。同試験場は、この状況を少しでも緩和しようと、労力とコストが掛からない山菜の省力栽培に目を付けた。コゴミ以外にはイタドリ(ゴンパチ)やモミジガサ、マタタビなどについても研究を進めている。

 同試験場は2005年12月から3年間、コゴミの自生地が多いかつらぎ町の農林家16戸、伊都振興局林務課と協力して、同町の休耕田で実証実験を行った。この結果、野菜作りに不向きな日当たりの悪い湿潤な遊休地でも育つ▽耕運や畝立ての必要がない▽病害虫に強く、農薬、肥料、水を散布しなくてもある程度の収量が見込める▽子株の繁殖力が旺盛で地下茎からの育苗が容易▽毎年苗を植えなくても育ってくる―など多くの利点のあることが分かった。

 さらに研究を進め、よりよい育苗方法や1年を通して収穫できないかなどを調べる。昨年からは田辺市秋津川の農家が、同試験場の協力で試験導入しており、今春に初収穫する。

 同試験場の坂口和昭研究員は「近年、農家が直接出品できる産直店が増えており、少量の栽培からでも始められる。熊野古道近くの民宿などで料理の食材に使って、観光客に特徴ある一品としてPRしてもらいたい」と話している。

【植栽して3年目のコゴミ。1メートルほどに成長している(和歌山県かつらぎ町で)】
(2009年02月02日更新)

 

薬用(朝鮮)人参の実

 

 薬用人参の実が赤く実って来ました。一昨年晩秋に茨城の「種っと」より頂いたものです。薬用人参の栽培は難しいと思っていましたが、思いのほか簡単です。市販の赤玉土・鹿沼土に腐葉土を混ぜて深めの鉢に植え半日影に置けばまず大丈夫な事を知りました。
同時に頂いた種は、保管の為にネット袋に入れて土に埋めて置いた状態で予想に反して昨年春早期(三月)に発芽が始まり、芽がネット内で絡まり散々でした(笑)。その残った良い種が昨年は発芽が少なくて、損したなと思っていましたが、今年になって結構沢山発芽して来ました。
薬用人参も自家用か試験的なもので沢山栽培するつもりは有りませんが、自然に増殖して来たら山中などに移植して直売所などに出して見たい気持ちは有ります。そう簡単には生で売っているものを見掛けない植物ですしね。
【参照先不明】