Daily Archives for 水曜日, 3月 2024

食用菊栽培

出典:農業広場

 

食用のため苦味が少なくなるよう
育てられた菊

 品種

  • 青森県における主力品種は、黄花の「阿房宮(あぼうきゅう)」で、収穫期は10月下旬から11月上旬です。
  • 収穫期が9月中旬からの「十五夜」、9月下旬からの「八戸菊2号」、10月下旬からの「八戸菊1号」もありますが、いずれも黄花です。
  • 一部に、紫花の「もってのほか」も栽培しています。

親株を保有している場合は、6月中~下旬の、新芽が30cmに伸びた頃に、植付けの直前に根をつけたまま親株を掘り上げ、新芽に十分根がついたものを株分けして用います。
 挿し芽法もありますが、株分けが簡単です。苗は、1㎡当たり5~7本必要です。 

定植の25~30日前(5月上旬~6月上旬)に挿し芽をします。

挿し穂は、側芽の展開葉4~5枚位のもの(5~6cm)で、ポキリと手で折れるところから折ります。

下の葉は、1~2枚切り、茎の切り口は切り戻します。これを1~2時間水に入れ、水揚げしておきます。
6cmの間隔で、箸等で土に穴を開け、挿し穂を2cm位の深さに入れて、土寄せして軽くおさえます。

「定植時期」
株分け苗 :5月下旬~6月上旬
挿し芽苗 :6月上旬~6月下旬

「定植方法」
病害虫に冒されていない生育良好な苗を準備し、溝を切り定植します。
株分け苗の場合は、枝先を10~12cm(本葉5~6枚)出して、船底に寝かせて植え、その上に5~6cmの厚さに覆土します。
挿し芽苗の場合は、30日位育苗した若苗を直立植えか、斜め植えにします。

「栽植距離」
畝幅は75~90cm、株間は20~30cmで、1株1~2本植えとします。
続きを読む »